お疲れ様です(*'ω'*)

いつも日記のように使っていたブログですが

この記事は私が体験した話を書きます。

落ちはないので苦手な方はごめんなさい。

 

 

前回を読んでいない方はこちらpart1

 

 


 

 

真っ白な駅のホーム

柱、雨よけ、線路

そして周りの風景までもが

すべて白の空間

 

 

また同じ夢

 

 

前回と違う点は

朝の通勤ラッシュのような雑踏の中で

赤いワンピースの女性がうつむきながら

こちらを見ていました。

 

またこの夢か・・・と内心思いましたが

女性からの視線を感じるので

心が落ち着かずドキドキ

 

 

ずっと見られていると気まずいので

場所を変えようと思い

体を動かそうとしましたが・・・

 

 

動きません。

 

 

夢の中ですが血の気が引くのがわかりました。

足が何かに掴まれているのです。

 

途端にこれまでこの夢に抱いていた高揚感は

一気に吹き飛びました。

 

 

動けない!なんで?今までは自分の意志で

移動も出来たしどこにでも行けたのに??

 

 

何とか足を動かそうとしますが

掴まれている足は

地面に張り付いているかのように動きません

 

 

何とか動かそうと藻掻いているうちに

赤いワンピースの女性はゆっくりと顔を上げています。

 

(こいつの顔を見たらダメだ!)

 

小説の読みすぎかもしれません

でもその時は本能的にそう思ったのです。

 

必死に声を出そうとしますが、怖くて叫び声も出せない

声を出そうとするたびに過呼吸気味になりながら

喉からなんとかひねり出すように声を出し

 

一心不乱に体を動かそうと

藻掻いて藻掻いて藻掻いて・・・

 

次第に動けない自分に苛立ちが積もり

なんで動かないんだよ??

なんでこんな目に合うんだよ??

顔が、頭が熱くなるのを感じます

 

 

 

いつの間にか赤いワンピースの女性が私を指さし

半分以上顔も上がっています

 

 

全身に氷のように冷たい悪寒が走りました

見ちゃだめだとわかっているのに

体は動かない、顔も背けられない

 

全身に恐怖が覆った時

 

 

 

 

私は目を覚ましました。

 

酷くうなされていたのか

布団はベッドから遠くに投げ捨てられ

何度も叫んだかのように喉は枯れていました。

 

 

明日もこの夢を見れるかもしれない

昨日まではワクワクしながら布団に入っていましたが

 

 

明日もこの夢を見るかもしれない

 

 

これほどまでに恐怖したことはありません。

 

 

今日学校に行ったら友人に相談してみよう

無駄かもしれないけど

この夢が精神的なものなら

少しは楽になるかもしれない

私は自分にそう言い聞かせて学校へ向かいました。

 


 

 

 

 

 

 

ここまで読んでくださった方

ありがとうございます(*'ω'*)

次がラストですてへぺろ

 

次の話はこちらpart3