人の死なないミステリー。
最近、こういったあまり暗くないミステリーをよく読む気がする。
どこかの歌にもあった気がするが、人が次々と死んでいけば面白くなるとは限らない。
けれど、その分、ちょっとドキドキ感は低めかな。
お気に入りは『BEE』と『心を掬う』。
『BEE』はなんといっても蜂との戦い(虫の蜂)。
それが日常的過ぎて、非常に入り込みやすい。
いつか、僕も同じようなことを考えるのだろうか(笑)
『心を掬う』は、郵便監察官
福村の言葉が響いた。
“手紙にはいろいろな人の、様々な思いが込められています。私たちが扱っているのは単なる紙きれではありません。人の気持ち、心です。”
この2作品以外も心が温まる不思議なミステリーです。
ご興味があれば是非。
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