“コロッケ”じゃないよ。
“モロッコ”
似てるけど...
神田は奥が深すぎて、油断してると
良い店を見落とす。
「レストラン モロッコ」
店名通りモロッコ料理の店。
“コロッケ料理”ではない。
...しつこいか。
以前、
恵比寿のアフリカの店で
ワニを食ったことがある。
アフリカの飯の思い出はこれだけ。
そんなわけで、
モロッコ料理と言われても何のことやら。
とりあず、無難なやつをチョイス。
待っている間、店内を観察。
店員はモロッコ人らしき人たち。
客もモロッコ人らしき人たちに、
複数の外人さんたち。
聞いたことない言語が飛び交っている。
「モロッコ語?」
そんなものあるのかどうかわからないが、
とにかく何を言って
盛り上がっているのかわからない。
まさに、
”超!異空間“
“ミートボールのタジン”¥1,080
グツグツいった土鍋の物が出てきた。
とりあえずスープを飲んでみる。
中東料理を食べたことがある人なら
想像つくと思うが、
トマトベースのスッパ辛いやつだ。
ミートボールは牛。
「いけるな。」
酸味がいい感じとなって、食が進む。
そうこうするうちに店主とみられる
最年長のモロッコ人が
あちこちの席を声掛けながら回っている。
「オイシイデスカ?」
オイラの席に来たら
「モロッコリョウリハ、ハジメテデスカ?」
客の顔を全部知ってるんだろうな。
見かけないヤローだと
見透かされたみたいだ。
「コレカラモヨロシクネ」
そういって次の席に話しかけてた。
このオーナーらしきモロッコ人が、
店内で愛嬌振りまきながらウロウロ。
なかなか面白い店が
こんなところにあるとは気が付かなかった。
それにしても隣のモロッコ人らしき客が食ってた料理はメニューに載ってないな。
地元っち同士にしか、わからない裏メニューがあるんだな。
気になるぜ。
レストラン モロッコ
東京都千代田区内神田1-5-9
050-5600-8828