「あ~、なんか、うどんな気分」

 

 

腹減ってるような、

減ってないような気分。

 

とはいえ、もたもたしてるとお店も閉店。

食うものが無くなる。

 

 

 

緊急事態宣言で

これが面倒くさい。

 

夕方ごろから

「今晩何食う?」

で忙しく、仕事に手中できない。

 

 

 

 

とりあえず今晩は、

あっさりサッパリといきたい。

 

 

ちょうど目立つところに

うどん屋があった。

 

「うどん宮」

 

「おう、なんかすごそうなのがあるな。」

怒髪天の辛さ?

 

 

よしよし、

何にするかと自販機とにらめっこ。

 

「ん?」

 

 

 

 

「...」

 

 

 

 

 

 

むむっ!これは。」

 

 

 

「特製ラー油肉つけ」

しかも

お店もおすすめ中。

 

 

「蕎麦にラー油って港屋じゃん。」

 

港屋リスペクト系を久々に発見。

 

 

 

「ちょっと待て、

お前らうどん屋だろ。」

 

よく見ると、

蕎麦でもうどんでも選択できるらしい。

 

 

 

 

「う~ん、どうするかな。」

 

本気かどうか怪しいリスペクト系に見えなくもない。

 

 

 

「いや待てよ、

蕎麦ならまだしも、

あの港屋のうどんバージョンは

未体験だぞ。」

 

 

 

 

「いやいや、

うどんにあのラー油は合わんだろ。」

 

 

 

 

 

自販機の前で、一人問答が始まる。

 

おっといけない、後ろが渋滞。」

とりあえず

自販機前から離脱し、問答続行。

 

 

 

 

「やっぱリスペクト系なら

蕎麦でいくべきだろ。」

 

 

「うどん屋にきて

蕎麦食うバカがいるか?」

 

 

自分の中の

蕎麦派うどん派

が、格闘中。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

”特製ラー油肉つけ“¥780

 

蕎麦派の勝利。

 

やはりリスペクト度合いを知るには蕎麦だろってことで。

 

 

なんかお汁の見た感じが違うな。

湯気も出てる。

ちょいとお汁を飲んでみる。

 

「おうっ、これは...」

 

 

ラー油の入った担々麺のスープっぽい。

肉も牛ではなく豚。

 

 

 

これはリスペクト系ではない。

 

港屋に敬意を表しつつも、

別の蕎麦を目指したやつだ。

 

「なるほど、そう来たか。」

 

 

蕎麦は最近増えてきた、

トコロテン式押し出し蕎麦製造マシンの十割蕎麦っぽい。

そんな細さと噛み応え。

 

※こんなやつ。

左側の筒みたいなとこから、ピューって押し出す。

 

細い蕎麦が強めの汁にいい感じで合う。

 

港屋リスペクト系と思わず、新しい蕎麦のひとつとして考えるなら、これは受け入れられる。

 

だだし

機械抽出型の蕎麦は好みが分かれるだろうな。

 

 

 

「蕎麦ってラーメンスープみたいなものにも合うんだな。」

これは新しい発見だった。

 

 

そなえつけのニンニクを入れてみる。

「これは合うな。」

 

 

こっちに合った黒酢を入れてみる。

ウゲッ!ちょっと入れ過ぎた。」

 

こっちの味変は失敗した。

全然違う汁になっちまった。

 

 

黒酢は止めといたほうがいいぞ。

 

 

「これならうどんもいけるだろ。むしろうどんのほうが合うかも。」

 

 

「あっ、そういや...うどん食いたいんだった、今日。」

 

 

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うどん宮

東京都台東区上野6-14-7