今は18：00
昼の大行列のせいで、
ランチを食ったのが14：00過ぎ。
伊賀上野城に登ったり下ったり、
歩き回ったものの、
まだ4時間程度では腹が空くわけもない。
しかし、
もたもたしていると、
閉店ガラガラの目にあう。
「行かねば」
とりあえず、
本日の宿「旅籠屋」伊賀店から出撃。
「レストランITO」
可愛い見た目だが、
非常に凶暴なデカ盛り店。
デカ盛りの店には2パターンある。
ひとつは
最初から狂暴な店。
もうひとつは
「大盛り」をコールすると豹変する店。
「レストランITO」の場合、
後者にあたる。
その証拠にこのメニューを見てくれ。
“ライス大盛り￥440”
ふつうね、
ライスの大盛りは
￥100くらいですよ。
それが
￥440
ぼったくってるわけじゃない。
大盛りにすると総重量が
3～5㎏になる。
ギャル曽根とか、
ジャイアント白田の領域展開ですよ。
デカ盛り店の店主はだいたい
どうかしている。
さらに
「大盛り」の他に
「多め」ってのもあるらしい。
怖い、怖い。
昼の時間が遅かった時点で、
そんな危険なチャレンジは放棄している。
とはいえ、
デフォルト状態でもあなどれない。
「なににするかな？」
真剣である。
下手なものを頼むと地獄をみる。
「う～ん、う～ん」
「よし、これで逝くか。」
“お肉たっぷり激辛カレー”￥1,210
「う～ん、やはりきたか。」
ちょっと焦る。
ちなみに
画面右奥のグラスと見比べてほしい。
よくある普通のグラスだ。
カレーの乗った皿が
普通じゃないことに気づくと思う。
間違いなく、一人用の皿ではない。
パーティー
とかで出てくる皿
だよね、これ。
しか～し、ここまで来て
醜態をさらすわけにはいかない。
オイラの恐ろしさを思い知らせてやるのだ！
腹をくくってスプーンを入れる。
「おっ、そんなに辛くないな。」
「大量の玉ねぎが、辛さを緩和して甘みを出している。」
スパイスが強すぎることもなく、
洋食屋のカレーといった感じ。
「これならいけそうじゃん。」
．．．（15分後）
「あと1/3くらいか。」
「ちょっと苦しくなってきたな。」
「はっきし言って、
もういいわ。」
単調な味は、後半がきつくなる。
水をちらちら飲み
態勢を変えたりしながら
ひたすら黒い塊と向き合う。
．．．（さらに10分後）
完食！
もう結構！
“多め”とか
余計なこと言わなくてよかった。
はあ、はあ、ゼイ、ゼイ言いながら、
漆黒の伊賀を宿に向け疾走する。
「今晩は爆睡だ。」
「レストランITO」
三重県伊賀市上野桑町2178
0595-21-0589
【本日の走行距離：491.0km】
【本日の歩数：7,798歩】
※次回
ついに吉野突入！でもまず飯だ。
※前回はこちら
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