「三島由紀夫 潮騒」關 加奈子  |  ◎涼のどぶろぐ◎←つながり日記←

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風景というか心象というか、
好きなページを開き、
ゆっくりたどって、味わうような
掌短編みたいな日記。



「物語の主人公達」の絵画展ときいて
不思議の国のアリスや桃太郎や
なつかしい長靴下のピッピの、
新しく描かれた物語(ファンタジー)の主人公達を眺めていたところ

關さんは「三島由紀夫の潮騒」

そーきたか。

photo:05



線は強いのだが、どことなく頼りない、二人の輪郭線。
男の差し出す手は、

つながれていたのか
あるいは離れたのか

二人の向こうむこうに、透かした海が広がっている


たゆうたう二人の蜃気楼に
横切るイバラは、赤い糸か
爆ぜる棘の炎みたいに繋いでいる
彼女はうつむき、顔をふせている。

photo:06




天に薄紅色の高揚
早春の空のすがすがしさを
うつす水面のような画面全体。

photo:08




額の下部に画を軽くえぐる
彫刻刀の引っ掻き傷が
キャンパスの下地の木材をあらわにしていて、
それが海の静かな荒波のようで

とても緊張的なのだ。

photo:07




それにしても、なんと
やわらかな空色だろう
さざなみが聴こえてきそうだ。

若さと、情熱と、はかなさと、あやうさ。


photo:04





なんで、三島由紀夫の潮騒だったかは、
關さんと、お会いしたときに聞いてみよう。





《Facebookから転載》






photo:01






「物語の中の主人公たち2」
ギャラリー枝香庵(銀座)
2013.6.24~7.1まで
http://echo-ann.blogzine.jp/blog/



いつも
訪問ありがとうございますね。

少し写真を構成しなおして読みやすくみました。
(6/27)
絵を見る時、何を考え感じ見てるのだろう。そんな感じになっているといいな。涼