ルノーは、顧客のニーズに応えるために近い将来実行する予定のモデルラインナップの見直しや、今後3年間に実施される20億ユーロ(約2318億円)のコスト削減策の一部として、コンパクトMPV "Scenic (セニック)"、最上級ミニバン(MPV)"Espace (エスパス)" 、Dセグメントラグジュアリーサルーン/ワゴン "Talisman (タリスマン)/Talisman Estate (タリスマン エステート)" の3車種を段階的に廃止する検討に入っていることを明らかにした。
 


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「プロジェクトはまだ完全に確定しているわけではないが、セニック、エスパス、タリスマンは、将来の製品プログラムからすでに廃止されていると考えられる。それは要するに、ミニバンとセダンの需要が減ったため、クロスオーバーモデルとSUVに重点が置かれているからだ」とレポートが報じている。

なお、「セニック」「エスパス」「タリスマン」を生産しているフランス北部のドゥエー工場は今後、新しいEVプラットフォームを基盤とした2車種の新しいクロスオーバーモデル/SUVを生産する予定となっている。

 

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