中国の浙江吉利控股集团有限公司（浙江吉利控股集団有限公司；Zhejiang Geely Holding Group Co., Ltd.社）傘下の浙江吉利汽车有限公司（浙江吉利汽車有限公司；Geely Automobile Holdings Ltd.社、略称：吉利汽車／Geely Auto）は、同社が2019年4月に立ち上げたスタートアップの高級電気自動車（EV）ブランドである几何（幾何；Geometry）の新コンパクトエレクトリックSUV "C" のティーザースケッチやティーザーイメージを公開した。
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ブランド初の第一弾モデルとして発表した新グローバルエレクトリックセダン "GE11" に続く第二の新コンパクトエレクトリックSUVとなるこのジオメトリー「C」は、ジーリーが独自開発した、ITCS3.0バッテリーインテリジェントテンプレチャーコントロールシステム／ヒートポンプエアコンシステム／軽量ボディテクノロジーを使用する "GE2.0" プラットフォームに基づくジオメトリーブランドの新しいプラットフォーム "Geometry + プラットフォーム" を採用する最初の量産モデルとなる。
また、"Geometry + プラットフォーム" では自動運転技術が注目されており、新型「C」には電動化やインテリジェンス、ネットワークの共有などを吸収した「インテリジェントトラッキング自律走行システム」が搭載され、5Gテクノロジーを使用することが可能であるという。さらにそのプラットフォームの強化により、ジオメトリー「C」は様々な自動運転シナリオを将来段階的に構築することができると発表された。
ヘッドライトについては、合計80個のLED光源を含む「一字型」のマトリックスデザインを採用。ドライバーが夜間やトンネルなどで良好な視界を確保できるように設計したという。加えて充電インジケーターライトは、ヘッドライトのテールエンドに組み込まれており、車両の充電状況を一目で分かるようにしたのが特徴。一方でテールライトの全長は1.2m、合計216個のLED光源を内蔵している。
ジオメトリ「C」のCd値（抗力係数）は僅かCd0.273のみであり、新しいプラットフォーム技術を含め、航続距離を約20％伸ばすことができると謳っている。
