ゼネラルモーターズ (GM) 、上海汽車 (SAIC) 、広西汽車集団(旧社名:五菱集団)の3社による合弁会社として2002年11月18日に設立された、中華人民共和国広西チワン族自治区柳州市に本拠を置くスタートアップ企業、上汽通用五菱汽车股份有限公司(上汽通用五菱汽車股份有限公司;SAIC-GM-Wuling Automobile、略称:上汽通用五菱/SGMW)は、同社の自主ブランドの宝骏(宝駿;バオジュン;Baojun)ブランドでリリースを予定する全く新しいコンパクトリフトバックモデル "RC-5" をプレビューした。

ブランドの最初のモデルとして2011年に発売された「630セダン」に代替するこの新型「RC-5」だが、同社は2020年内までにその新型「RC-5」を含む6車種の新型モデルを発売する予定であることを公表している。

 

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インテリアについては、「RC-6」からインスピレーションを得て、メインディスプレイと並んでデジタルインストルメントパネルからなるワイドコックピットレイアウトを採用する。また同社によれば、新型「RC-5」には高度なIOT(Internet of things)コネクティビティーシステムが搭載されるという。
 

中国のメディアによると、全長4,650mm × 全幅1,806mm × 全高1,458mm、ホイールベース長2,700mmに設定されていることに加え、最高出力99ps(98hp)の排気量1.5L 4気筒自然吸気ガソリンエンジンと、最高出力147ps(145hp)の排気量1.5L 4気筒自然吸気ターボエンジンの2機種をラインナップし、6速マニュアルギアボックス(標準)ないしはオートマチックトランスミッションが組み合わせられるとのことだ。

 

なお、新型「RC-5」の詳細は今年後半の発売に向けて発表される予定。

 

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