メルセデスベンツは、開催中止が発表されたジュネーブモーターショー2020において出展する予定だった、同社のMPV "V-Class (Vクラス)" の商用バージョン "Vito Tourer (ヴィトー ツアラー)/eVito Tourer (eヴィトー ツアラー)" のフェイスリフトモデルを発表した。
この新しい「ヴィトー ツアラー/eヴィトー ツアラー」は、内外装のデザイン変更の他、7インチのタッチスクリーンディスプレイ、Android AutoおよびApple CarPlayに対応した新しいAudio 30およびAudio 40インフォテインメントシステムを装備する。
パワートレインに関しては、最高出力101hp(75kW / 102ps)と最大トルク199lb-ft(270Nm)/最高出力134hp(100kW / 136ps)と最大トルク243lb-ft(330Nm)/最高出力161hp(120kW / 163ps)と最大トルク280lb-ft(380Nm)/最高出力188hp(140kW / 190ps)と最大トルク324lb-ft(440Nm)/最高出力236hp(176kW / 239ps)と最大トルク369lb-ft(500Nm)の排気量1.7L/2.0L 4気筒ディーゼルエンジンがラインナップ。トランスミッションは、6速マニュアルトランスミッション(エントリーレベル)ないしは9速オートマチックギアボックス(ハイエンドモデル)が組み合わせられる。駆動方式は、後輪駆動(標準)ないしは全輪駆動が利用できる。
またそれに加え、90kWhのリチウムイオンバッテリーと前輪に動力を与える電気モーターを備えた最高出力201hp(150kW / 204ps)のEVドライブトレイン(航続距離:最大421km、110kWの急速充電器を使用すれば45分未満で10〜80%充電可能)を新型「eヴィトー ツアラー」に搭載する。
その他、利用可能なAirmaticエアサスペンションを装備できるとのことである。