ヒュンダイ(現代自動車)は、開催中止が発表されたジュネーブモーターショー2020において出展する予定だった、新EVスポーツセダンコンセプト "Prophecy Concept (プロフェシー コンセプト)" をワールドプレミアした。


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「予言」を意味するこの「プロフェシー コンセプト」について、ヒュンダイのグローバルデザインセンターのLee Sang-yeop氏は「その象徴的なデザインは、ヒュンダイのデザインスペクトルをさらに広い視野に広げることを意味する」と述べている。

 

またこのコンセプトモデルは、将来のヒュンダイデザインの方向性を示唆し、「ヒュンダイのEVラインナップのデザインアイコンとしての地位を確立する」ため、「プロフェシー(予言)」という名前が付けられているという。

 

具体的に、シンプルな車体とプロペラ形状のアロイホイールを採用することで、優れた空力性能とともに時代を超越したデザインを提供することを目指した他、バランスの取れたクリーンラインや延伸されたホイールベース、短いオーバーハング、アーチ型のルーフラインなどで印象的なエクステリアデザインとなっている。またヒュンダイによれば、「プロフェシー コンセプト」はEV専用の新しいアーキテクチャーを基盤としているとのことだ。

 

また「45コンセプト」で最初に見られたピクセルランプライトは、ヘッドランプ、テールライト、リアスポイラーにも搭載されており、同社はこれらが将来のモデルの特徴的なデザイン機能になると述べている。
 

 

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一方でインテリアキャビンでは、ステアリングホイールをまったく持たないことにより、拡張されたホイールベースと自動運転機能を利用。代わりに、一対の未来的なジョイスティックがある。

 

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