シトロエンは、中国市場専用モデルとしてデビューした同社のBセグメントクロスオーバーSUV "C3-XR" の初のフェイスリフトモデルを発表した。
中国で発売されてから4年以上が経ち、今回同モデルとしては初のフェイスリフトとなったこの新型「C3-XR」は、ブランドの新しいアイデンティティを反映したデザインを採用。
具体的に、"CXPerience Concept (CXペリエンス コンセプト)" からインスピレーションを得たという新しいライトシグネチャーとヘッドライト、そしてカプセルパターン仕上げとフロントバンパーのレッドないしはシルバーのインサートを特徴とする中間のグリル、新しい16インチツートーンダイヤモンドカットのアロイホイールデザイン、「C5 エアクロス」に触発された4つの長方形のモジュールから成る新しいテールライト、クロームとグロスブラックの新しい2色シェブロンと新しい「C3-XR」レタリングが追加されたテールゲート、3色の新ボディカラーなどを特徴とする。
一方でインテリアでは、9インチスクリーンや2つのUSBソケット、Apple CarPlay/Baidu Carlife/MirrorLinkスマートフォン接続に対応する新しい "HSAE" インフォテインメントシステム、レザーハンドルとベローズを備えたオートマチックトランスミッション用の新しいエルゴノミクスギアシフトレバーなどを装備。
なお、技術的なアップグレードについての言及はないため、6速オートマチックトランスミッションを組み合わせた最高出力160ps(158hp)の排気量1.6L ターボガソリンエンジンをそのままキャリーオーバーするものと仮定されている。