フォレスターではもの足りない北米ユーザーがターゲット
 
北米向けに富士重工業が開発している大型(とは言っても、現地ではミドル級程度だが)SUVをキャッチした。全長約5m、全幅約2mというサイズは、同社のフォレスターよりもワンクラス上。マツダ CX-9やフォード エクスプローラーを想像していただければ、サイズ感はつかめるだろうか。
 
新型インプレッサで採用された新世代プラットフォーム、SGP(スバルグローバルプラットフォーム)採用車の第2弾となる大型SUVだが、SGPが対応できるほぼ限界のサイズにまで拡大されたうえで使われている。現地ニーズに応えるために、3列シートが採用される可能性が高い。
 
外観はフォレスターの兄貴分と呼ぶにふさわしい、ボクシーなシルエットに仕上げられるだろう。スバルが定めた新しいデザインテーマ、「ダイナミック×ソリッド」に基づいて造形されているはずだ。
 
フロントには6角形グリルが配され、力強さを感じさせる水平ルーバーが横たわる。ステアリング操舵に応じて光軸が動くAFS内蔵のプロジェクター式ヘッドランプ、死角低減に貢献するフラッグ式ドアミラーといった特徴も見逃せない。
 
リアドア後方からボディ後端にかけてのリアクオーターには、キックアップした後ろ上がりのウインドウを配置か。またリアには両出しエキゾーストと四角いコンビランプが備わるが、ランプがハッチゲート側に食い込むデザインとなるかもしれない。これはフォレスターにも見られる処理だ。 …[続きを読む]


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