オペルは、今度の2017年モデルとしてのフルモデルチェンジで第2世代目となる同社のミッドサイズセダン "Insignia Grand Sport (インシグニア グランドスポーツ)" の次期型モデルの新たなティーザー映像を配信した。
 
今年12月にワールドプレミアした後、2017年3月に開幕予定のジュネーブモーターショー2017でお披露目することが発表されたというこの次世代「インシグニア」は、2013年9月のフランクフルトモーターショーにおいて披露されたコンセプトモデル "Monza Concept (モンツァ コンセプト)" のデザインが大きく影響すると言われているため、流麗に傾斜したルーフラインや4ドアクーペのような外観を特色にするという。また、現行モデルよりもホイールベースを+10cm程ストレッチすることで若干大型化される他、それによりレッグルームのスペースが確保されるようだ。前述したようにボディサイズが若干大型化されるものの、「アストラ」にも用いられているゼネラルモーターズ(GM)の新しい軽量プラットフォーム "D2XX" を基盤としたシャシーを採用することで現行モデルよりも約−130kg軽量化される上で、燃費性能の向上が図られることも今回の最大ポイント。更に、大型のデジタルインストルメントディスプレイやヘッドアップディスプレイなどのテクニカルな機能の装備の他、新開発のエンジンやアップデートされたエンジンなども搭載されるはずだ。
 
なお、次期型モデルからはハッチバックモデルとステーションワゴンのみがラインナップされるとのこと。