スズキのコンパクトハッチバック "Swift (スイフト)" とそのハイパフォーマンスバージョンである "Swift Sport (スイフト スポーツ)" の次世代モデルの姿がフランスで開かれたディーラー向けのコンファレンス中にその画像が先行公開されたことにより漏洩した。(※新型スイフトはレッドボディ、新型スイフト スポーツはシルバーボディ)

欧州市場では2017年前半にリリースされるというこの新しい「スイフト」について、現時点でその詳細は未発表。大型のヘキサゴングリルや新しいヘッドライト、ラップアラウンドテールランプ、フローティングルーフ、Cピラーに内蔵されたリアドアのドアハンドル、専用のエアロパーツと左右2本出しのエグゾーストパイプ(新型スイフト スポーツ)など、よりモダンなデザイン要素が採用されているが、現行モデルのように基本的なスタイルは健在している。

なお、次世代「スイフト」は、軽量化を図るため、またクラッシュテストなどに対応できるようにするためにボディ全体の41%に高張力鋼を用いてボディの強度を高めている他、同じくグローバルコンパクトハッチバックである「バレーノ」の軽量プラットフォームを基盤に開発されていることに加えて、排気量1.2L "K-Series" エンジンや排気量1.0L "Boosterjet" エンジン、1.3L "DDiS" ディーゼルエンジンに代替する自社開発の新しいディーゼルエンジンなどがラインナップされる可能性があるとレポートされている。トランスミッションは、5速マニュアルトランスミッション、オートマチックトランスミッション(AMT)ないしはCVTが用意されるとのこと。