スズキが新興国向けに販売する同社の3列シート7人乗りコンパクトMPV "Ertiga (エルティガ)" に追加設定される新グレード 新型 "Ertiga Dreza (エルティガ ドレザ)" の簡易パンフレットとその生姿が発見された。

昨年8月のインドネシア国際モーターショー(GIIMS)において先行発表された「エルティガ」のフェイスリフトモデルだが、その上級グレードとなるこの新型「エルティガ ドレザ」は、新しいガーニッシュクロームメッキが配されたフロントグリルや新設計のフロントバンパーに備えられたガーニッシュ付きV字型のエアダム/ラジエーターグリルとフォグランプの他、スタンドアロンLED DRLsや新デザインのアロイホイール、ガーニッシュクロームメッキバー付きサイドシル、新設計のリアバンパー、リアウインドシールドに沿ったガーニッシュクロームトリム、ルーフに取り付けられたスポイラーとハイマウントストップランプ、新しい "DREZA" エンブレムなどで大きく差別化された、プレミアム志向に仕立てられたエクステリアが特徴。また、それらの新しいデザイン要素の新採用により、ベーシックグレードの「エルティガ」よりも全長が+100mmも延伸されているという。

一方でそれに加え、木製のインサートや9インチのタッチスクリーンを備えた新しいマルチメディアシステム、"iOS" サポート付きナビゲーションシステムと "Android 4.1" オペレーティングシステムなどの新機能や新素材を追加装備したインテリアキャビンも質感の向上が図られている。

パワートレインに関しては、ベーシックモデルと同じエンジンユニットがラインナップされ、そのままキャリーオーバーとなるそうだ。

なお、新型「エルティガ ドレザ」は、2016年2月5日~9日の日程で開催されるオートエキスポ2016でショーケースされると報じられている。