フォードは、2016年後半にリリースを予定する同社のフルサイズピックアップトラック 新型 "F-Series（F-250／F-350／F-450） Super Duty (Fシリーズ スーパー デューティー)" のオフィシャルイメージとプロモーション映像を公開すると共に、その幾つかの詳細を明らかにした。
2017年モデルとしてデビューするこの新しい「Fシリーズ スーパー デューティー」は、垂直のLEDヘッドライト／テールライトや大型のフロントグリル、フロントフェンダーベント、牽引ミラー、作業現場やキャンプサイトで使用可能なLEDベッドライトとLEDスポットライト付きのスペシャルミラー（上級グレードのみの装備）、スポイラーを備えたリモートロック式テールゲートなど、同じくピックアップトラックの "F-150" のデザインから大きくインスピレーションを受けた外観へと一新。一方でデュアルコンパートメントグローブボックスやオーバーヘッド補助スイッチ、フラットなセカンドロウ フロア（スーパーキャブとクルーキャブのみ）などの装備を特徴とするインテリアキャビンは、"F-150" からそのままキャリーオーバーとなる。
また、ボディ構造の95%以上に高強度鋼を多用したことによって現行モデルよりも24倍も高強度であるというラダーフレームと、耐蝕性の高いミリタリーグレードのアルミニウムアロイボディから成るシャシーを採用。それらにより、現行モデル比で－158kgも軽量に仕立てられたことを最大のアピールポイントとするという。なお、そんな強度が高められたシャシーには、排気量6.2L V型8気筒エンジンと排気量6.8L V型10気筒エンジン、排気量6.7L V型8気筒 "Power Stroke" ターボディーゼルエンジンの計3種が設定される。
その他、"in-cab trailer" タイヤ空気圧モニタリングシステムや8インチのディスプレイ付き "SYNC 3" インフォテインメントシステム、アダプティブクルーズコントロール、車線逸脱警告（LDWS）、ミリ波レーダーセンサーで死角になりやすい後方と側面をサポートするブラインドスポットインフォメーションシステム（BLIS）、アダプティブステアリングシステム、360°カメラなどを含む様々なオプションの先進安全システム／運転支援システムが利用可能になるとのこと。
