北米B​​MWは、米国パラリンピック陸上チーム用の新たな "Racing Wheelchair (レーシング ホイールチェア)" を開発する計画を発表し、そのスケッチを描いたイメージを公開した。 

レポートによると、その新しい「レーシング ホイールチェア(車椅子)」は、ブラジル・リオデジャネイロにおいて2016年9月7日~18日の日程で開催される2016 パラリンピックでの利用可能を目標に、現在デザインワークスや米国のパラリンピック陸上チームの選手、その関係者などと共に開発されているという。

プロジェクトはまだ始まったばかりであるようだが、BMWはその「レーシング ホイールチェア」に関し、ユニークなシャシーを使用して空力と抑制を強化、その上でカーボンファイバーを多用してステアリング性能とブレーキ性能を向上させていると発表。

また、北米BMWのマーケティングの副社長であるTrudy Hardy氏は、「チームUSAとのパートナーシップを経て、私たちは彼らのトレーニングやニーズに対応するために役立つ技術移転の取り組みを通じ、運動能力を進めることにコミットしてきた。それはユニークな設計上の課題を提示するため、特別なだけではなく、パラリンピック選手の大きなモビリティの課題を解決するのにも役立つ。」とコメントしている。