ダイハツがトヨタと共同開発した新興国向け3列シート7人乗りのコンパクトMPV "Xenia (セニア)" のフェイスリフトモデルのカタログ画像と生姿が発見された(トヨタでの名称は "Avanza (アバンザ)")。

兄弟車であるトヨタの新興国向け7人乗りコンパクトMPV「アバンザ」とその上級グレード「アバンザ ヴェロッツ」のフェイスリフトモデルに続いて発見されたこの新しい「セニア」だが、兄弟車の新型「アバンザ」と基本的にほぼ同じ内外装デザインで、これまでと同様に大きな差別化はないとしている。

なお、新型「セニア」には "Type R"、"Type R Sporty"、"Type X Deluxe"、"Type M Deluxe"、"Type X/M/D" の計7種のトリムレベル(グレード)が用意され、"Type X/M/D" ではダークシルバーグリルが、"Type X Deluxe" と "Type M Deluxe" ではフルクロームラジエターグリルが、"Type R" ではクロームフロントグリルが、最上級レベルの "Type R Sporty" ではクロームスラット付きラジエーターグリルがそれぞれトリムレベル別に備えられる。インテリアではリヤのHVACが標準装備となるが、最上級レベルの "Type R Sporty" にはそれに加えてタッチスクリーンインフォテインメントシステムが装備されるようだ。

パワートレイン関しては、最高出力63hpと最大トルク90Nmの排気量1.0L EJ-VE 3気筒 "DOHC" エンジンを下級グレードに搭載する他、最高出力97hpの排気量1.3L 4気筒 "DOHC" を上級グレードに搭載する。ちなみに両方のエンジンは、"VVT-i (Variable Valve Timing-intelligent system)" を備えているという。

新型「セニア」は新型「アバンザ」と新型「アバンザ ヴェロッツ」と共に、今年8月20日からインドネシア・ジャカルタで開催されるインドネシア国際モーターショー(GIIMS)2015においてお披露目される予定。


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