以前、2016年モデルとして第2世代目にフルモデルチェンジしたBMWのコンパクトクロスオーバーSUV 新型 "X1" に関し、同社がそのハイブリッドバージョンの開発を検討しているという話題をお伝えしたが、今回はそのハイパフォーマンスモデルとなる "M" バージョンの開発も検討しているとオーストラリアの自動車メディア Motoring が報じている(※画像はBMW X1 Mのレンダリング)。

「X1 M」の開発は検討中だが、社内では開発を実行する価値があるかどうかを確認している段階であるため、まだ生産に関する決定がなされていない状態であるという。Motoringは、もし生産されることが確認された場合、「X1 M」は「X1 xDrive25i」が持つ最高出力231ps(170kW)と最大トルク350Nm(258lb-ft)の排気量2.0Lターボガソリンエンジン(動力性能 — 0-100 km/h加速:6.5秒、最高速度:235km/h)よりも強力なパワートレインを搭載する可能性があるとレポートしている。

ちなみにその最高出力は300ps(221kW)程度になると予想されている他、クワッドエキゾーストシステムや大きなブレーキ、スポーティーなサスペンションなどで "M" モデル専用のデザインスタイルに仕立てられるものとみられている。

なお、現時点で生産が決定された場合でも、新型「X1 M」のデビュー時期は2017年以降となるそうだ。


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Source: Motoring