2016年モデルとして新生したばかりの日産の北米市場向けフラッグシップスポーツセダン "Maxima (マキシマ)" だが、同社がそのNISMOバージョンとなる "Maxima NISMO (マキシマ ニスモ)" の設定を検討しているということが「マキシマ」のプロダクトプランナーのVishnu Jayamohan氏への取材で明らかになったと米国の自動車専門メディア The Detroit Bureau が報じている(※画像は日産 マキシマ)。

「マキシマ NISMO」に関しては現時点で消費者の反応を見て実行可能かを判断する段階であるため、まだ新しいエンジンを正当化することは困難であるようだ。そのため、The Detroit Bureauは、もし「マキシマ NISMO」の開発が実行されることが決まった場合、最高出力300hp(223kW)と最大トルク261lb-ft(353Nm)を発揮する既存の排気量3.5L V型6気筒エンジンよりも強力なバージョン、またはインフィニティブランドからの排気量3.7L V型6気筒エンジンをそのままキャリーオーバーして搭載する可能性があるとレポートしている。なお、これらに関しては、エンジニアリングの作業が大規模になると予想されることから、Vishnu Jayamohan氏は用心しているという。