日産は、今年4月29日まで中国・上海で開催された上海国際モーターショー2015【プレスデー:2015年4月20日~21日、一般公開日:4月22日~29日】において、同社が中国の若い消費者向けに特別に開発・デザインした初のミドルセダン "LANNIA (ラニア、中国名:藍鳥 [Lan Niao] ※中国語でブルー バードの意 )" を世界初公開した。

『日産が、セダン市場での長年の積み上げによって得た成功のもとに開発された「ラニア」は、中国の若者世代が求める斬新で際立ったパーソナリティを表現したモデルです。同車は、特に20代から30代のエネルギーに溢れ、流行を創りだす中国の若者向けにデザイン・開発された日産初となるモデルであり、日産の中国の消費者に対する約束を明確に表現しています。

2013年に発表した「Friend-ME(フレンド・ミー)コンセプト」や、2014年発表の「ラニアコンセプト」から進化させ、北京におけるデザインセンターである「日産デザインチャイナ」の若手中国人デザイナーが中心となってデザイン開発を行うと同時に、日本の日産グローバルデザインセンターのグローバルでの経験と能力を活用し、同車のデザインを完成させました。

また、ラニアは、日産デザインの新しい形状表現の特徴であるコンセプト「エモーショナル・ジオメトリー」に基づいてデザインされています。これは、「エモーショナル」(表情豊かでダイナミックな動きを伴うもの)と「ジオメトリー」(幾何学的で静的なもの)という、2つの相反する概念を共存させるコンセプトで、ラニアの場合、躍動感あふれるボディとシャープなラインで構成された外観デザインに本コンセプトを表現しています。さらに、その力強いボディには、Vモーショングリルや、キックアップされたCピラー、フローティングルーフ、ブーメラン型ランプなど、日産デザインの特徴も多数採用されています。日産のクルマに一貫した魅力を与える最新のグローバルデザインを余すことなく取り入れた同車のスタイリングは、最先端で洗練されたものを求めるエネルギーあふれる中国の若年たちを表現しています。

洗練されたシンプルさが特徴の「グライディング・ウイング」コンセプトに基づいてデザインされた軽快なダッシュボードが特徴で、運転の快適性などドライバーを主役に据えたつくりになっています。友人とのコミュニケーションも常にITを活用する世代に訴求するため、「ラニア」の開発にあたっては、’コネクティビティ‘(接続性)に重点を置いて取り組みました。「ラニア」は、スマートフォンと接続が可能な先進的なオーディオシステムや、7インチのマルチメディアディスプレイスクリーンなど、互いに連動するインフォテインメントテクノロジーを搭載しています。本システムは中国専用仕様として、中国における日産の研究開発チームが設計しました。

このほか「ラニア」には安全面に関しても「セーフティ・シールド」に基づく技術が搭載され、また、中型セダンセグメントにおいて競争力の高い燃費を実現します。

なお、ラニアは、中国で今秋発売予定です。』(日産より)

                日産ニュースリリース


Nissan-Lannia-1


Nissan-Lannia-2


Nissan-Lannia-3


Nissan-Lannia-4
Nissan-Lannia-13Nissan-Lannia-14Nissan-Lannia-15
 

Nissan-Lannia-5


Nissan-Lannia-11


Nissan-Lannia-12


Nissan-Lannia-8


Nissan-Lannia-10


Nissan-Lannia-17


Nissan-Lannia-19


1673094493449548799