むぅ、寝てるとこごめんね。
お出掛けするよ。
お前が去勢手術をした時と、同じ町の中で引っ越しをした時と、これで3回目
前は不安そうに鳴くお前を撫でて話し掛けながら移動
むぅが返事をしなくなってから季節が二つ変わったよ。強い悲しさも深い寂しさに変わった。
気温や天気がどうなっても、帰り道の辛さは今も変わらないんだ。お前の出迎えがない事を思い出して、胸が苦しくなって、泣きながら帰って、諦めが付くまで骨壺を抱っこして。
そろそろお前と出会った町を離れるよ。
ロフトから覗く顔も、段にした棚を降りてくる動きも、冷たくないか確
新しい生活はもう始まってる。
その中にお前がいなくても、いてくれた時間をずっと覚えてる。
今までとは違う形の幸せを探しながら、きっとまたお前を思い出す。
これからも一緒だよ。

