あれから、、、 | 不良じじぃ 小細胞肺癌になる

不良じじぃ 小細胞肺癌になる

2018、11 小細胞肺癌ステージ4
無治療だと余命2ヶ月。抗がん剤治療しても1年。

家庭を持ちながら好き勝手に生きてきた父。
なのに、死んでほしくない。

本当なら今日、退院する予定だった。
土曜日に退院するにあたっての話し合いで
★在宅での鎮静剤はできない
★痰吸引が頻繁で口からだけではすまない

ということで、家に帰ると苦しむのは父だし、病院にいたほうが父にとっては苦しまなくてよいと思い、兄弟、母の意見も聞いて退院は見送る決断をした。

そう決めた途端、父から
『退院は?』『退院は?』と聞かれる

ナースさんの話でも夜は退院のことばかり言ってるそう。

父に
私 『家に帰ると私が痰の吸引をするよ。
ナースさんみたいに上手に取れなくて苦しいことが多いけどそれでも帰りたい?』

父 『家に帰ったら苦しくない、、』

  
そんなに帰りたいのか、、、

正直、退院を見送ってホッとした自分がいます。
痰吸引がすごくプレッシャーで。
あと、この期に及んで父の最期を看取る怖さがでてきて。

でも、苦しくても家に帰りたい!
福ちゃんに会いたい←犬🐶
っていう父の最後のキモチを叶えてあげたいと強気になりました!

痰吸引、鼻からも口からもがんばる!

苦しんでどうしようもないときは救急車呼んでまた、入院すればいい!

そう思えるようになりました。

母も兄弟もおなじキモチです。

明日、退院します!