
4日にサッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会のアジア最終予選オーストラリア戦を控える日本代表。
ザッケローニ監督が今後の成長を期待し、大一番を戦うメンバーの一員として初選出したのが、
J1柏のFW工藤壮人(まさと=23)だ。
工藤は「失うものは何もない。吸収できるものを吸収していきたい」とプレースタイル同様、貪欲に練習に取り組んでいる。
オフサイドラインぎりぎりでディフェンスの裏へ抜け出し、
パスを引き出す絶妙な動き。
そして、ペナルティーエリアの外からでも積極的にシュートを狙う姿勢が持ち味だ。
ザッケローニ監督も「特筆すべきはゴールに向かっていくときの迫力」と評価する。
ジュニア(小学生)年代から柏の下部組織で育ち、
2009年、酒井宏樹(現ハノーバー)らとともにトップチームに昇格。
11年途中に主力に定着すると昨季はJ1で33試合に出場し、13得点を記録。
北嶋秀朗(現J2熊本)が長年付けたエースナンバー「9」を受け継いだ今季、13試合で8得点、アジア・チャンピオンズリーグでも8試合で5得点の活躍を見せている。
工藤は「どれだけインパクトを残せるか。決定力というところを練習から意識し、ゴールへの意欲を出してトレーニングしたい」とアピールする。
オーストラリア戦に勝つか引き分ければW杯出場が決まる。
「選ばれる前はW杯という意識はなかったが、(代表の)雰囲気を味わって出場したいという思いが芽生えた」と工藤。
歓喜の場面に立ち会うことが、成長をさらに加速させることになる。
オーストラリア戦で工藤をワントップで起用したら面白いと思う。
今の前田だったら工藤のほうがスピードもアジリティも上。
工藤は守備も献身的にこなすし、
岡崎のような裏への飛び出しも出来る。
ただ、ポストプレーは前田にはかなわないが、トラップミスは前田ほどではない。
コンディションの悪い前田。現在の代表選手達と連携のとれないハーフナー。
彼等には期待できない。
代表のポジションを奪うくらいがんばってほしい。

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