少し前まで財布の中に入れて自慢できるカードといえば、
ゴールドに輝くクレジットカード(ゴールドカード)であったが、
近頃ではそれがプラチナカードやブラックカードに変わっている。
プラチナ以上のクレジットカードは、自ら申し込むのではなくて、カード会社からのインビテーション(招待)を受けて初めて持つことができる。
プラチナカードの年会費は5万~8万円と、近頃では年会費無料のカードもたくさんある中で、高価なカードといえるが、
それを持ちたがる人が増えている。
最上級のブラックカードはともかくとして、プラチナカードは特に富裕層ということでなくても、
頻繁にカードを利用する人ならば普通のサラリーマンでもインビテーションが届くところまで敷居は低くなっている。
そこに付帯してるサービスとして
コンシェルジュデスクがある。
コンシェルジュって?とわからない方のために簡単に説明すると、コンシェルジュサービスとはクレジットカードを保有している本人に変わり、いろいろなものの手配や申込をしてくれるサービスのこと。
これは会員専用の24時間コールセンターで、サービスを利用したい時には、電話を一本かけるだけ、
主にプラチナカードやブラックカードといった、お金持ち専用のクレジットカードを持っている方向けの無料サービスになります。
ちなみにコンシェルジュをそのまま日本語に直訳すると『執事(しつじ)』。
あのテレビドラマに出てくるような爺やが貴方のわがままを聞いてくれるようなサービスと思っておくと、イメージがつきやすいかもしれません(実際には若い女性の方が対応してくれます)。
コンシェルジュデスクでは、生身のオペレーターが丁寧に対応してくれて、
難しい依頼をしても嫌がられることがない。
「今日の夜に個室が空いていて、帰りにゲスト用のおみやげが用意できるレストランを探してほしい」
「家族が急病で寝込んでしまったが、往診してもらえる医者を探せないか?」
など、標準的な対応からは外れた依頼や相談にも応じてもらえる。
もちろんすべての顧客に対して、
そんな手間のかかる対応はできないため、
上位の顧客のみに限定したVIP専用の窓口がコンシェルジュデスクなのです。
コンシェルジュサービス付き
クレジットカード一覧
•アメリカン・エキスプレスセンチュリオンカード
•ダイナースプレミアム
•THE CLASS(ザ•クラス)
•VISAインフィニット
•アメリカン・エキスプレスプラチナカード
•シティ セレクト VISA プラチナカード
•三井住友VISAプラチナカード
•セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
•MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
などです。
ちなみに先行するアメリカン・エキスプレスカード日本支社のコンシェルジュはどうなっているか。
だいぶ前から、センチュリオン(ブラックカード)の会員には、
一人ずつ専任の担当者を付けるようになってます。
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