今回、己書の総師範特別幸座をオンラインで受幸し「高野山鳥瞰図」に挑戦しました。
鳥瞰図は私にはとうてい描けないと思い、今までちょっと敬遠していたのですが……
今回はなんと❗️お題が『高野山』
高野山は父の故郷であり、私自身も子どもの頃から何度も訪れた場所。
そして今は、父と母のお墓がある場所でもあります。
そんな私にとって特別な高野山を、どうしても描いてみたかった。
そしてもうひとつ、実は私が以前から大切に持っている本があります。
『四季折々の高野山百景』
NHKの「こころの時代」で山口文章というご住職さんを知ったことがきっかけで、その後、家族で山口住職のお寺「報恩院」を訪ねました。
父の十三回忌の法要のあと、精進料理をいただき、持っていた本にサインもしていただいた思い出の一冊です。
「除暗遍明」(じょあんへんみょう)
本に添えていただいたこの言葉。
暗闇を取り除き、あまねく光を照らす……
大日如来の智慧の光が、すべてを分け隔てなく照らすことを表した言葉だそうです。
当時はご本人にお会いできて、お言葉を書いていただいたという嬉しさで、意味を深く考えることもなく大切に持っていましたが、あらためて本を取り出して、その意味に触れました。
そして今回、高野山を鳥のように空から眺めた絵を描いたことも重なり、なんだか不思議なご縁を感じています。
昔、家族で訪れた高野山。
その時にいただいた一冊の本と、そこに書いていただいた言葉。
そして今、己書で高野山を描いている自分。
振り返ってみると、長い年月を越えて、ひとつにつながったような気がして、とても感慨深いです。
南無大師遍照金剛🙏
