映画「YOLO 百元の恋」を観てきました。
10年前の安藤サクラさん主演の
「百円の恋」のリメイクです。
現地の原題は「热辣滚烫」。
辛くて熱いみたいな意味のようです。
英題は、「YOLO」。You Only Live Onceの
略で、人生は一度きりみたいな意味です。
なんとなく邦題がダサいなとは思いますが
原作が百円の恋だから仕方ないのかな。
内容は、すごく良かったです。
ジャッキーチェンやブルースリーの頃の
香港映画テイストで懐かしい感じが
しましたが、中国映画は初めてかも。
前半は、ダラ〜とした流れで退屈ですが、
後半でこのダラ〜が回収されます。
ボクシング映画ならではのあの音楽が
流れてからが、怒涛の展開でよかったです。
主演・監督のジア・リンさんが、
20kg増やして、106kgの主人公に。
劇中で56kgに絞ってボクシングの試合に
出るという物語。
絞っていく過程が圧巻です。
一度でいいから勝ちたい。
という、ささやかな夢を叶えるために
努力するというベタな話です。
派手さもないし、どんでん返しもない、
ただただお人よしの主人公が頑張る。
ほのぼのとしていてとてもよい。
おすすめです。
予告編でも、106kg→56kgが見られます。