にじいろカルテ 病気にならないために | 半世紀少年乃 皮膚筋炎 間質性肺炎 闘病日記

半世紀少年乃 皮膚筋炎 間質性肺炎 闘病日記

皮膚筋炎と間質性肺炎を発症。
妻と娘、息子、犬、猫、みんなに支えられて生きています。
某メーカーで、マーケティング、営業企画、商品企画、海外企画の責任者を歴任し、独特の成功商品開発メソッドで大ヒット商品を連発。
独立して商品企画コンサルタントをやってます。

ドラマにじいろカルテで

多発性筋炎が少し話題に
なっているようですね。
 
ドラマですから描写にはいろいろあると
思いますが、注目されることは
良いことかもしれません。
 
私は皮膚筋炎3年ですが、
3年のあいだにも沢山の方々罹患された
ことでしょう。
 
アメブロにもたくさん同病や
類似症状の方がいます。
 
なにぶんにも難病の定義である
治療法が確立していない、つまり、
全国でもあまり症例が
多くない病気であることが
SNSなどで情報を得たいという気持ちを
駆り立てているのでしょう。
 
さて、ここからはあくまで私見ですが。
 
私の場合、皮膚筋炎になった原因は
自分の性格にあると思っています。
 
その性格がストレスを
受けやすくしています。
 
ストレスという結果は、外的刺激によって
もたらされます。
 
私の場合の外的刺激はいくつかありました。
 
1.3年間目標を達成できない上に
    言い訳ばかりの海外営業部長
2.その営業部長の肩ばかりもつ
     世間知らずの海外担当役員
 
3.忖度を仕事にしている役員
 
4.上層部に平伏す一部の部長連中
 
特に1.2.が会社を去る原因でした。
 
上記の外的な要因により、精神的な
ストレスを5年にわたり抱えてきました。
 
他の人たちと同じように、
いい加減、手を抜く、サボるなどの
行為を出来なかった自分の性格が
病気の原因を招いたのだと思います。
 
 
私の仕事のスタイルは、プロセスよりも
結果重視でした。
売上、利益、社会の為にならない仕事は
いくら頑張ったと言っても評価に値しない。
(管理職以上の人間の評価です)
 
一方、役員、海外営業部長などは、
結果が出ないことは他人のせいにして、
自分は頑張っているアピールに必死で、
私が成功すると影で足を引っ張ること
ばかり。
社長の弟(海外役員)は、経験不足で
それ以前の問題。
 
 
将来を予見して、いつかは独立しよう
(というより、この会社終わりだわ)
と思っていたので、役員昇格人事は
わたりに舟。退職して独立しました。
 
会社はというと、200億くらいあった売上は
130億程度に落ちました。
コロナの影響以前に海外営業は20億くらい
落としたようです。
 
私が退職したから、だけではありませんが、
媚びをうる役員、部長級の能力のなさが
浮き彫りになったことは、
結果を追い、正しい社員の評価を
することが成長に必要なマネジメントで
あるという私の信念が、
すこし証明できた気がします。
 
これらの忖度役員、忖度社員を一掃すれば
必ず業績は上がりますが、社長はまだ
気づいていないようです。
 
まぁ、政府から棚ぼたの発注もらえば
危機感もなくなりますがね。
それ、もとは税金ですよって思います。
 
所詮自分たちだけ助かれば良い人が多い
わけです。
 
 
 
 
と、長くなりましたが、
こういったことが病気の原因になります。
 
異常に潔癖な仕事をする人
目標達成のために一丸とならないと腹が立つ
いい加減な人間が許せない
お友達感覚で仕事をするのが許せない
ストイックに結果を求める
人のせいにする人間が上に立つのが許せない
嘘を平気でいう人間が許せない
実績、結果が出せない人間が
偉そうにするのが許せない
 
などなど、
他人との接触によって上記のような
感情がわいたらおしまいです。
 
これを受け流す術を覚えないと
本当に病気になります。
 
同じ海外の方で肺がんで亡くなった人も
います。
社長の弟を無能だといつも怒ってました。
決断できず、対案を出せず、
ただ外人にYESとしか言えない彼に
毎日イライラしていました。
 
 
同じ病気の人を勝手に分析すると、
 
今の状況でマスクをしない人が許せない
順番に列に並ばない人が許せない
社会のルールを守らない人が許せない
自分が誰かの迷惑に
なっていないか気にしてしまう
体の不自由な人がいたら席を
譲らないといけないと思ってしまう
困っている人がいたら助けなきゃと思う
 
といった、
正義感あふれる人が多いようです。
 
その過剰な正義感により、
自分もそうあるべきと自身を律して、
自分自身を追い込んでしまっている感が
ありのではないのでしょうか。
 
 
これが原因で病気に、
ならないためには2つの方法しか
ありません。
 
原因から離れることです。
生きるために逃げるのは、
卑怯ではありません。
 
一つ目は、外的ストレスを感じない
人間に自分が変わることです。
難しいのですが、今思えば、あんな会社の、
あの程度の人間の、レベルの低い仕事と
割り切れば問題なかったのかもしれません。
 
二つ目は、完全に環境を変えることです。
にじいろカルテのように、違う場所で、
違う人たちと気持ちを楽にして働くこと。
 
私は後者を選びました。
収入は一旦ゼロになりましたが照れ
 
でも、売れる商品を作りたいと思う
人たちに理論や手法を教えて、
セミナーや講演、コンサルで一緒に
仕事できるのは幸せです。
 
なにぶん独立2年目ですから
コンサル費は驚くほど安いですが、
若い人が楽しく商品づくりを
進めるのをみると、日本からたくさん
売れる商品がでるといいな。と思います。
 
とにかく、ストレスを溜めないこと。
原因から身を守るために逃げること。
 
まず、これです。
 
 
にじいろカルテは実は見てませんが、
発病時倒れるようですね。
 
私はマレーシアで倒れました。
あー、朝死んでるかも、
と思った記憶があります。
 
 
私の発病時の手です。
メカニックハンドです。
生きてることに、感謝です。