休演は心配だけれど、代役公演は特別感がある…。

という人間の業を試される機会が増えた気がするここ数年。

東京公演中のもえこが休演となりました。

ショーなので場面ごとにたくさんの人が代役を務めてます。


もえこには(休演の理由は知らないけど)しっかり休んで早く戻ってきてくれるといいですね。代役の皆さんお疲れ様でした。

もえこファンで、唯一の観劇日だった人はつらいだろうなぁ。




オープニングの代役はよねちゃん。

こういうスター格の場面での出番が新鮮。

歌もデュエットダンスもきれいだった。

銀橋渡りはちょっと緊張してる感じだったかな。

これは慣れというか場数ですね。



ダル湖と続く夜明けのモンマルトルの場面はひなこ。

ダル湖は(私が勝手に)「もえこでラッチマンを!」と鼻息荒く叫ぶほど、もえこのハマり場面と感じてたので、不在が残念だったのだけど、

ひなこも凄ーく良かった!!


ひなこの歌が上手い。すごい。

いや、上手いの知ってたんだけど、こんなにかと。

やっぱり場面が増えると新たな発見があっていいね。


もえこは柔和な中にも危険な香りがして

「傷つくと分かっていても惹かれてしまう…」感じ。

一方のひなこは誠実度高め。

でも哀愁があって、結局やっぱり「最後は別れを告げられそうだけど、この人支えになりたい…」になってしまう。

どちらのラッチマンも捨てがたいです。

(この場面の役名は「モンマルトルの紳士」であって、ラッチマンでないことは一応知ってる)



中詰の「夢はいかが♪」(華麗なる千拍子)はこってぃ。こってぃは当然に流石の安定。



ニューヨークの場面はキョロちゃん。

似ー合ーうー!!

花柄シャツ×全身ワインレッドを完璧に着こなしている。

似合う、似合い過ぎる。

もえこは「あぁニューヨークの青年実業家だな」(働いてるな)と見えるけど、キョロちゃんは「絶対このニューヨーカー、親の金で遊んでるな」な感じ(褒めてます)。

ニューヨークのチャラい青年が似合うよ。

若さ溢れてて良かったです。



ロケット前の場面は、

もえこ←こってい、こってぃ←ひなこ、に。

パフォーマンス的には何の問題もないんだけど、単純にもえこ←ひなこ、ではダメなのだろうかという疑問。

(そうすればこってぃの負担が減りそうなのに)

まぁ色々あるのでしょう。


フィナーレも3人並ぶところは、ずんちゃん、こってぃ、ひなこ、の並びに。

ピックアップされて気付く。ひなこの上手さ、美しさ、スタイルの良さを再認識。



パレードでは、もえこの代わりに、

こってぃが3番手羽根。

代役と分かっていても胸が熱いねぇ。

羽根をこれでもかとブンブン振り回すこってぃが愛おしかったです。

(早く!本人も背負えるポジションにしてあげて!!)


玉突きで階段降りメンバーが1人減った影響で、

りせなるが、同期2人だけのセンター降りになったのも特別感。



今回の公演を観て改めて思ったこと。


宙組いいスターがいっぱいるから、

(つまりは詰まってるから)、

早く人事整理を!!

それぞれが活躍できる機会を!

場を!!

要は組替えを!!!


…と叫びつつ、代役の皆さんの拍手を送り、

もえこの復帰を祈ります。


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