キキちゃん!さくらちゃん!
お披露目おめでとうございます!!!
ということで、幕が上がりました。
宙組新トップコンビお披露目公演。
いやぁ、おめでたい。おめでたいですよ。
ショー•スカイファンタジー。
多幸感に溢れた、幸せなショーでした。
演出は中村一徳先生。
宙組には珍しい!と思ったら、何と15年ぶりとか(プログラム挨拶より)
一徳先生と言えば、銀橋をガンガン使い、若手をガンガン前面に出すことで有名(?)ですが。
今回も期待を裏切らぬ構成でした。
観る前は、トップコンビが代替わりしたとは言え、
主要メンバーが大きく変わったわけではないし、
組の印象はあまり変わらないかな?
なんて思ってましたが。
そんなことなく、とっても新鮮でしたね。
これは、一徳先生の「たくさんの生徒に!たくさんの場面を!」の演出によるところも大きいと思います。
目立ってほしい人、活躍してほしい人が、
めちゃくちゃ目立ち、活躍していた。
生徒のフル活用。銀橋がフル稼働。
ありがとう、ありがとう一徳先生。
まぁまず、こってぃ&ひろこをセンターにした場面があることで震えますよね。(しかも結構長い)
しかもその場面の冒頭。
ひろこちゃんが、銀橋でちょこんとビーナス座り(場所を変えて2度も)。
あぁ、いい女にとって銀橋は渡るものではなく、自分を美しく見せる装置なんだ。
と盛大に納得しました。
中詰の銀橋渡りのメンバー選抜もよい。
ずんちゃんと組むのがひばりちゃん、とか、大路&美星とか、嵐之•泉堂•鳳城•風翔などの若手がピックアップされているのも嬉しいけど。
個人的なツボ&感動は、小春乃&若翔ペアですね。
いぶし銀…いぶし銀過ぎる…。
そして上手すぎる…。
なんといっても好き過ぎる…(私が)。
私、りっつ先生の顔を見るだけで元気百倍になり、さよちゃんの歌を聞くだけで勇気百倍になるんで。
この人選には、一徳先生の方面に脚を向けて眠れなくなりました。
(とりあえず関西方面を脚にしなければ大丈夫かしら?←知らんがな)
退団者にも手厚い。
優希&花宮の場面が3回くらいありました。
ダンスのピックアップシーンと、一徳先生お得意の群舞終了後の銀橋渡り。
これでもかと、宙を舞うきよちゃん、そして、バレエが美しいさらちゃん。
2人とも本当に輝いていて。
あぁ、こんな素晴らしい場面をありがとう、と。
一徳先生へのお歳暮を脳内で見繕い始めました。
(もちろん、贈るツテもすべもない!)
娘役に手厚いのも嬉しい。
上述、一徳先生お得意の群舞後には「群舞後に始まる再度のフィナーレ」もありますが。
今回も健在でした。
フィナーレが終わったかと思いきや始まる、盛大な娘役祭り。
ピンクのドレスで娘役さんが一斉に大階段を降りてきて、銀橋に一列になるところは圧巻です。
(いや真面目に、路線外の方も含めた娘役さんが銀橋で歌って踊れるのは大変貴重な機会なのですよ、心から嬉しいのですよ)
デュエットダンスは、宙組らしく紫の衣装。
キキちゃん、さくらちゃんのノーブルな雰囲気に合っていて、心がほんわかになりました。
そして、ずんちゃん。
2番手羽根おめでとう…!
世間の界隈では羽根に関する議論を聞くことも多く…そんな熱くならなくても…舞台でのパフォーマンスが全てじゃないか…などと思ったこともありました…が。
やっぱり胸が熱くなるというか、泣けてくるものですね…泣。
大階段の上に、フッサフサとした物を背負ってスタンバイする姿を見た瞬間に、わーっっっと血がたぎり、身体が熱くなり、涙腺にきました。
…とりあえず、走り書きの感想。
細かな場面ごとの感想は、また書きたいなぁ。