国際フォーラムで観劇したファントムの感想続き。


ロビーにはパリの街並みがありました。



わたしが観劇した回。配役は

ファントム→加藤和樹さん、

シャンドン→城田優さん、でした。



ファントム@加藤和樹さん。


さて私の思う加藤和樹さんのイメージとは…。

…大人、冷静沈着、低音イケボ、包容力あり、しっかり者、周囲へのフォローも抜群…。


という「完璧な出来るオトナのオトコ」なんですが。


舞台上にいた、かずっきーファントムは、完全に少年でした。


拗ねるし、こじらせてるし、いじらしいし、肩震わせてシクシク泣くし。


そんな泣かないでくれよ!

客席中が赤ちゃんのガラガラ持ってヨシヨシしたくなっちゃうから!!


というくらい、ファントムであり、少年でした。


何度か客席を使った演出のある公演だったのですが、

わたしの席の横をシクシク泣きながら通路を歩いていく、かずっきーファントムという場面もありまして。


肩ぽんぽんしたくなりました(ダメです)


ところでこのファントムさん。

カーテンコールもずっと仮面」(顔の3分の1くらいだけど)を付けたままなんですよね。

お顔を見たいファンもいるだろうにと思いつつ、

演目の雰囲気も大事なんですかね。



シャンドン@城田優さん。


とりあえず、頭身が凄いよ!!


いや、初めて拝見した訳ではないんだけど、やっぱり思うんだけど、頭の位置と床の位置と顔の大きさのバランスがおかしい…。


前の人の頭で隠れていた関係で。

出てきて冒頭の場面。

城田シャンドンが胸から上しか見えなかった時に思ったことが。

…うーん、下に竹馬がないと計算が合わない…。


舞台映えするなぁと改めて思いました。


ところで、宝塚のシャンドンって「いい奴」と「イケすかなさ」が同居しているように感じるんですけど。

城田シャンドンは、とかく地に足着いてましたね。


宝塚シャンドンが金と名ばかり専務の肩書を与えられた2代目お坊ちゃんだとすれば、

城田シャンドンは同じ2代目でも帝王教育を施されて育った共同経営者という感じ。


どちらも好きですが、

夢を見たい宝塚はキラキラしたシャンドンがいいし、

外部のシャンドンはしっかり者がいいし、と

それぞれ合ってるなぁと思いました。


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