ぴーすけのデムーラン。
すごいノーブルインテリだったわ。
育ちの良さが全方位に出ていたわ。
代役公演に、こんなこと言うのが野暮なのは重々承知ですが。
あなた本当に数日前まで、ダントン•ザ•チャラ兄貴やってた人ですか!?
真面目かつ誠実に革命に向かっている好青年感が半端なかったです。
何と言っても特筆すべきは、デムーランの歌。
「武器を取れ」でしょう。
ぴーすけの歌声には背景が見えるんですよね。
今回も「武器を取れ」を歌うぴーすけには、
頭上にパリの美しい青空が、
周りにイキイキと生きるパリ市民が、
浮かび上がりました。
歌声も本当に伸びやかで、気持ちがいい。
ぴーさま。今この時に、在団してくれてありがとうございます。
ところで、代役前の本来の公演。
わたくし、ありちゃんデムーランとうたちリュシルのカップリングにハマりました(狂いました)が。
…ぴーすけデムーランとうたちリュシルも最高でした。
もとの公演の感想で書いたけど、サイラの場面で、
ありちゃんが、膝に頭を置いたうたちの髪を優しく撫でるんですよ、沼なんですよ。
で、ぴーすけはどう演じるかなぁと思って見ていたのですが。
…結果、恐ろしい底なし沼が待っておりました…。
ありデムーランは手の平でうたちの髪を撫でていたのですが、なんとぴーデムーランは手の甲で撫でたのです。
…よりエロい…
(ボキャブラリーの無い感想でごめんなさい)
(伝ってくれたら嬉しい…)
ところで、この2カップル。
ありうたは初々しい恋人たちに見えて、
ぴーうたは落ち着いた歳の差カップルに見えたのも興味深かったです。
ありぴー同学年なんだけどね。持ち味かしら。
どちらのカップルも、もっとずっと見ていたいです。
さりおダントン。
代役は皆が大変、支える周りも皆が大変なのは重々承知ですが。それでも、王宮チームから革命チームの代役になり、出ている場面がガラッと変わったさりおちゃんには、特に特にお疲れ様と申し上げたいです。
ラマールのコミカルな芝居も印象深かったけど、
芝居歌ダンスどれも力強さがあるさりおに、革命家が何と似合うことよ。
最後の人権宣言の台詞のとか、強い意志が感じられて、感動しましたよね。
ボディパのダンスも、圧巻でした。
鳳真斗愛くんのラマール。
…あぁこの逸材が世界に見つかってしまった!!
すごくイキイキしていて、演じられる喜びに溢れていましたね。
なこちゃんと同期というのもあるでしょうが、
ロナンに罪を着せるところの、なこオランプともえか(鳳真くん)ラマールの芝居が、これまで見た中で1番勢いがあって、自然に笑っちゃいました。
なこオランプに「とんちんかん」と言われた時の、
ショックで心臓苦しそうなお芝居とかも面白く。
やっぱり芸達者ですね。
彼女を初めて認識したのは、こっちゃんVERDADのカラオケ店員(場面全部持ってったわー)。
その後のディミトリ新公のみきちぐ組長の物乞いが達者過ぎて口をあんぐりしましたが。
あぁ、ついに世界に見つかってしまった。
これからも活躍してほしいなぁ。