あ〜胸きゅん!!!
ということで、
花組の二人だけの戦場。梅芸で観劇しました。
※ネタバレ含みます。ご注意ください。
え?二人だけの戦場で胸きゅん?
私もそう思っていましたよ。
だってタイトルもポスターも、
シリアスじゃないですか。
事前に映像で初演も観ましたけど、
その際も、マサツカ先生らしい骨太なお話。
という印象だったのでした。
…が!
実際に生で、れいまどで観たら。
思いっきり少女漫画でした!
「…苦しいよ」
「…もう会わない…」
「…好きだ!!」
(からの…抱擁…!!!)
何だよこの胸きゅん!!!
青春が爆発しまくっているじゃないか!!!!
マサツカ先生もプログラムのご挨拶で仰ってます。
「恋愛物として書いた」と。
確かにそれはそのとおりなのだと思いますが、
ここまで胸きゅんするのは、
やはり演じる人の個性、属性あってのこと。
どんな脚本もどんな芝居からも、ときめきを与え、
どんな役でも少女漫画の主人公になる。
それがれいちゃんの能力だわ。
…すごいわ!!
いやぁほんと、まどちライラに対する包容力が凄過ぎてだな。
軽く梅芸のメインホールを包みます。
まどちライラに対する愛が真っ直ぐ過ぎてだな。
軽く梅芸メインホールの客席が全員恋人になる。
いやぁトキメかせていただきました。
そして、れいちゃんはトキメキ専門ではなくて、
演技力も冴え渡っておるのですよ。
キョンさんを撃ってしまったあとの
茫然自失な表情が、
完全にシンクレアさんが憑依していて。
まどちライラじゃなくても、心配になります。
そしてそんな、まどち。
こんなにマサツカ先生のお芝居が似合うとは!!
正塚ヒロインあるあるの、意志が強くて猪突猛進な、
そんな役がすごーく似合っていたし、
台詞が自然で、間が上手かったわぁ。
さすがは何でもできます!星風さん!!
そしてこちらも、ザ⭐︎少女漫画のヒロイン。
好きななのに、素直になれない、
お別れなのに、優しくできない。
そんなところが、まぁいじらしくて本当可愛い。
強がってるまどち、マジ天使!
れいまどによる、少女漫画原作作品の上演を
待ち望んでいたけれど(まぁ今でも待ち望んでいるけれど)。
一つだけ分かったことがあります。
どんな作品でも、れいまどが演じれば、
少女漫画になるのだと…!!!
さてさて、2番手役ひとこ。
ひとこは友人としての、やや軽く感じの雰囲気も良かったけれど。
特に裁判の弁護人としてのお芝居が良かったなぁ。
ひとこの硬質な芝居が好きなのよねぇ。
熱弁されると、すごく惹きこまれる。
そしてあの、力強い目つきもいい。
視線があったら殺されてしまいような、
そんな強い目線でした。
そして、「バッサバサ」。
よく分かんないけど、超ひとこで最高。
そしてそして、あかさん。
花組お帰りなさーい!!!
れいちゃんに意地悪しても、
あかさんなら仕方ないのです!