前回カジロワ感想記事の末尾に、

「イルカってそんなに見ない」と書いた途端(?)。


グラフであみちゃん(桜島出身)が、

「子供の頃学校帰りにイルカを見た」という

エピソードを話していて驚いた、

海無し県民です。 


(私の人生においてイルカなんて、

宇宙人並みに遠い存在なんだけど、

地域によって違うのね…)


ということで、カジロワ、キャスト別感想。

たぶん長いシリーズになります。


番手順ではなく、グループ別に。

今回はボンドとその仲間たち、その1。



まずはなんといっても、真風ボンド。


 ジェームス・ボンド(真風涼帆)

まぁ、かっこいい。ほんとカッコいい。

今回も世界一のイケメンです。


そして見ながら思い出したけれど、

私、真風さんトップでコメディ見たかったのよ。


何故って、真風さんの魅力って、

世界一のイケメンと併せて、

顔に似合わず(?)のコメディエンスぶり。

(例…メラコリのスタン、シェイクスピアのジョージなど)


トップになってから、案外そのへんが封印されていた気がして、

(代わりにキキちゃんが引き受けていた感もある)

(てことは2番手の役割なのか、コメディ担当)

真風さんトップでひたすら楽しい作品を見られるのが嬉しかったのであります。


まぁ実はボンドはコメディ担当じゃないんだけど。

でも、真面目に演じている中にクスッとした要素を醸し出せるのが、真風さんの魅力だよねー。


と、カッコいいと面白いの融合により、

真風涼帆の集大成となったボンドです。

あぁ、楽しい!



ボンドの仲間たちver.1現地での仲間


もえこ(ルネ・マティス)

目立つー、出番多いー、嬉しい!!

真風ボンドを支えるパートナーとして、

イケメン長身スーツ似合いすぎ振りを

アピールしまくっていて、最高よ、もえこ!


スピツラと似ていると言えば似ているんだけど、

あの時はベテランと若手という役柄、

今回はフラットな関係で、

ゆりかもえこの学年差は当然変わらないんだけど、

当時より「並んでしっくり」なのが素敵です。


さくらヴェスパーにラブッラブなところとか、

プロポーズして肘打ちくらうところとか、

カッコよさと人の良さが融合した魅力満載で、

もえこー!って感じがサイコーです。


「俺たち夫婦役だろう」と、

さくらヴェスパーを連れて行こうとする真風ボンドに対し、

さらっと自分の恋人としてスマートにエスコートする姿が、「もえこ!」って感じでした!



しどりゅー(フェリックス・ライター

あぁぁ…退団かぁ…。

しどりゅーはロイヤルとよく言われますが、

「タカラジェンヌというイメージを具現化した存在」、

でしたよね、と勝手に思っています。


そんな、しどりゅーの最後の公演。

何だか面白いくらいイケ散らかしていて、

マジでしどりゅー先輩ついていきます!だった。


主人公(ボンド)のピンチ(金が無い)で颯爽と小切手持って現れるわ、

金は稼ぐは(真風ボンドはプラマイゼロなのに)、

儲けた金で奢るわ(恩恵受けたもえこさくら)、

ラスト宙組が誇る美の化身ひろこひばりを携えるわ、

勝ち組とはかくありなん。



さくら(ヴェスパー)

ご存知、原作でのボンドの相手役。

…と思ったら、全く真風ボンドとの色恋は無かった。


しかし、このヴェスパーさん。

そんな要素を除いても素敵だったよ。


だってだって、もえこルナとラブラブって。

しどりゅーじゃなくても妬けちゃうよ。

もえこ・さくらの身長差がまたいいんだ。


そして、めっちゃめっちゃ戦うんだよ。

必殺台詞「私も訓練受けているのよ!」

(大劇場2500人の観客が平伏すやつ)


そんな二幕のパンツスーツ姿カッコよかった。

銃を持つ姿、カッコよかった。

そして、一幕のドレス姿は美しかった。

(いやぁガチで細いわぁ。みりおん観てた頃を思い出す。)


…次回MI6!


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