宙組公演カジノ・ロワイヤルを観劇しました。
宙組トップコンビまかかのの退団公演です。
いやぁ。
楽しかったー!!!
いやはや、正直、観る前は不安だったんですよ。
スカステの稽古場情報とか、歌劇の座談会とかで、
みんな「面白く仕上がってる」って言うから。
寒いコメディになるんじゃないかって。
イケコー、普通に、普通にやってくれればいいから!
変化球とか要らないから!!
というのがここ1〜2週間の私の心の叫びでした。
が、蓋を開けてみたら。
はははは、確かに面白く仕上がってる。
紛うことなきコメディだ。
でも楽しいからオールオッケー!!!
でした。
退団公演らしい、しんみりした感じとか、
究極のラブロマンスとか、
そういうのは無かったけれど。
トップコンビの退団という非日常感を、
演者と客席が一体となって、
全力で体感し、駆け抜ける、
最高級のエンターテイメント、ですね。
まぁ007の原作はほぼ関係ないですね。
オーシャンズと同じく、設定を借りたイケコのオリジナル作品と思ってみたほうがよいと思います。
いいの、楽しいからオールOK!!
(ただ、宝塚ファン以外、宙担以外が楽しんでくれるかは不明…)
そして宙担よ、イルカグッズを買いに行こう!
ひとまずは、ざっと箇条書き。
(ネタバレ含みますので、ご注意!!)
・オープニング激やば!宙組男役勢のスーツ✖️銃が神がかってる。
・MI6のオフィス楽しそう。まっぷー長官のもとで働きたい。
・写真で蘇るマリア皇太后(すっしぃさん)
・潤花、ヒッピーだったのか。
・ずんちゃん、ヒッピーだったのか。
・情けない系のずんちゃん、久しぶり。若手の頃よく演ってたよなぁ。めっちゃ愛おしい。
・ロマノフになったら急にギャルだよ潤花。
・じゅっちゃん大活躍。もはやちょっとした路線男役並みの活躍。
・もえこはスパイでもマイホームを夢見る堅実派。うん分かる。
・さくらちゃん、ボンドではなく、もえことラブラブ。
・キキちゃんル・シッフルがベネディクトだ。夢を売る男ソングっぽいのもあるし、黒づくめの部下2人(どってぃ、嵐之くん)抱えてるし。
・キキちゃんがまた秘密基地つくってる。
・93期受け継がれるラスプーチン。
・ナニーロ、キョロちゃんのボンボン息子コンビが愛おしい。今日いち気になった台詞「マブイ」byキョロ。
・ひろこひばりの妹コンビかわいい。めっちゃギャル。
・意識高い系の姉(潤花)とギャルギャル妹(ひろこひばり)。お母さん(さよちゃん)大変だろうよ。
・優希しおんの身体能力を堪能するタイムが1幕にも2幕にもあります。ありがとう。
・で、最近、宝塚ではムチプレイが流行ってるですか?(突然始まるじゅっちゃんアナベルのムチタイム)
・で、イルカについて私たちは何をどう捉えればいいですか?(突然始まる真風ボンドによるイルカ生態ソング)
・しどりゅーは最後まで爽やかにチャラかった。
・あきも退団公演で、バイト抜かしても3役お疲れさまっす(Q、刑事、華僑)
・歌うま好きイケコ。今回はりっつオンステージ。
・ギャグ担当と化す、ずんちゃんじゅっちゃん。
・みんながコメディするなか、シリアスに任務を全うしようとするこってぃ&いとゆ。貴重だ。
・めっちゃ大事な場面で仲間助けに行っちゃうこってぃ。やっぱり貴重だ。(⇄俺以外死んでも構わないキキちゃんル・シッフル)
・パラシュートって、ブランコじゃないよね?
・キャベツ畑になる私たち観客2500人。
・フィナーレの歌手キキちゃんから、イルカの生態を教わる私たち観客2500人。
・すっしぃさん退団タイムが、芝居・フィナーレそれぞれあります。
・KAORlalive先生による、けしからんフィナーレ。ほんとカッコ良過ぎてけしからん。
ひとまず現場からは以上です。
まとまった感想はまた改めて。。