花組さんの東京新人公演「うたかたの恋」の配信をみました。
コロナの影響で東京公演の中止が多かった花組さん。東京での新人公演はなんと3年ぶり!配信は初めて。
そのため私は、花組の下級生にはとても疎いので、今回新たな発見が色々ありました。
ということで全体感想の前に、印象深かったことを先に書こうと思うのですが、それは脇を固める娘役陣が達者だったことです。
まずは、あわちゃん。ルドルフの従姉妹でルドルフとマリーの仲介役であるラリッシュ伯爵夫人(本役・朝葉ことの)を演じていましたが、これが良かった。
私の中であわちゃんは、可愛い、可愛い、とにかく可愛い。
ザ・ヒロインというイメージだったのですが、
舞台を締める役どころも、器用にできるとは知らなかった。
本役のことのちゃんも上手いなぁと思って見ていましたが、ちょっと違う役づくりながら印象に残りました。これは嬉しい発見。
そしてそのことのちゃん(エリザベート、本役・華雅りりか)は抜群にうまかった!
皇后の気品とか母親の包容力などが、新人公演とは思えないほどに伝わってきました。
しっとりとした美貌だったし。
あわちゃんとことのちゃんの素晴らしさを知ると、バウワークショップが見られなかったことが今さら残念です。(スカステ待機)
ばあや(本役・美風舞良)の鈴美梛なつ紀ちゃんも上手だったなぁ。年配役らしく落ち着いていながら、マリーへの愛情があった。
本公演では娘2ポジの星空美咲ちゃんは、歌で場面を引っ張るミッツィ(本役・詩季すみれ)。
場数を踏んでいるだけあっての押し出しがありました。(この配役は、ヒロイン修行は充分できているので、今後を見据えてショースターになるため鍛錬という意図?というのは穿った見方??)
ともあれカッコよかったですね。美咲ちゃんは可愛いだけでなく、強い女性も似合あと思っていたので、こんな役が見られて嬉しかったです。
男役では、フリードリヒ公爵(本役・羽立光来)の海叶あさひくんが良かったよ。眉間のシワが新公とは思えない渋さだった。良いイケオジ・シブオジになりそうな気がする…どうしよう…発見してしまった…(イケオジ好きなので…)
だいやのフランツ・ヨーゼフ(本役・峰果とわ)も渋カッコよかったなぁ。だいやの笑顔が好きな身としては、髭と役柄上、だいやスマイルが見られなかったのは残念でしたが、皇帝の重厚感と主演経験者らしいキラキラ感が合わさっていて素敵でした。
ブラットフィッシュ(本役・聖乃あすか)の美空真瑠くんは可愛いねぇ。眼に入ってくるわぁ。