観たい朝美絢のフルコースだった。



KAATで上演中の指田珠子演出・朝美絢主演「海辺のストルーエンセ」を観劇しました。


いやぁ、観たい朝美絢の解釈が一致し過ぎていて、

脚本演出のさっしーと、

「朝美絢で悲恋を」とリスエストした雪P(か知らんけど)に季節外れのお中元をたんまりと送りたい。


そんな気分です。


なんと言ったって今回お楽しみいただける朝美絢は、

・虐げられるあーさ(前菜)

・ナルシストなあーさ(スープ)

・女性の扱いがうまいあーさ(魚)

・恋に戸惑うあーさ(ソルベ)

・独裁者あーさ(肉)

・堕ちていくあーさ(サラダ)

・破滅するあーさ(デザート)

・フィナーレギラギラあーさ(コーヒー)

というメニューです。フルコースですよ。

(フルコースの定義が違うというツッコミはすみません…)


そうなのよ、朝美絢さん。

あまりのイケメンぶりについつい顔が良かったとか顔面が強過ぎるとか言ってしまうのですが(私がね)。


これらの多面性を1人の人物の中で表現できる、その芝居力が真骨頂なんですよね。

と改めて思いました。


さすがは、月組生まれ育ち雪組で大きくなった人…。


思えばあーさって、主演運が凄くいいなぁと。


ワークショップのA-ENで、ツンデレあーさ先輩という当たり役を得て。


義経妖狐無幻桜のロックテイストな日本物キャラもあっていたし。


ほんものの魔法使のファンタジーな世界観も似合っていたし。


演出家さんの創作意欲を掻き立てるのかなと。

もちろん本人の努力・演技力あってのことでしょう。


今回も素晴らしい主演作を、素晴らしく演じていました。

他の出演者も良かったしね。


細かな感想はまた次回以降に…。

 

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