新人公演は可愛いのかたまり
先日行われた、雪組・夢介千両みやげ新人公演のライブ配信を観ました。
見る前から期待しかしていなかったけど、うん、やっぱり良かったし、みんな素敵だった。
東京の初日が遅くなって、新人公演も開催されるか心配したけれど、ムラ、東京ともに開演できたこと、本当に世界に感謝です。どうか星組も東京は実施できますように…。
縣千(夢介)
真ん中に立つ人だ。安定しかない。
という観る人を納得させる佇まい。
絶対的な安定感、信頼感。王者の風格ですね。
(そして10年後くらいにトップあがちんの沼に落ちていそうな自分が容易に想像できる…)
役柄的には王者キャラじゃなくて、のんびりした田舎ものだけど、あがちんの線の太い感じが合っていたと思う。
耳音痴なので歌は気になりませーん。まぁ今回は本公演のショーでも、歌に関してだいぶスパルタな鍛えられ方していて、上手くなられているのでは!(でも耳音痴なので、以前から問題ないと思ってる)。
惜しむらくはなぁぁ、わたし、あがちんでショーの新人公演やってほしかったんですよ。最近だと、たま様や真風がやってたような。ショーの新公っ主演って、新公学年ながら「既にトップスターですけど何か?」と思わせるものが必要だと思っているのですが、ぜっっっったいあがちんに似合うんだよねぇぇ。
大階段の真ん中に1人バンっと立って舞台に負けない人。コロナ禍で幕間の時間が短くなっていて、三本立てとか無理だとは分かっていますが、見たかったなぁ。
ともあれ、ラスト新人公演、お疲れ様でした!
華純沙那(お銀)
めっちゃ怖かった(最高の褒め言葉)。
いやーお銀の「肩書付きの女スリ」感も、「大好きな夢介にはヤキモキ妬いちゃう」感じも上手だった。
ひらめちゃんお銀が極妻なら、華純沙那ちゃんはヤンキー女子。それが勢いがあって恋に人生に一生懸命というキャラが伝わってきて良かった。
本公演でもコーラスでかなり使われていて、歌もしっかり聴かせてくれるね。今後が楽しみ。
華世京(総太郎)
愛嬌のある放蕩息子。
あーさの「ただしイケメンに限る」で許されているのとはまた違う、何だかんだやっても憎めない愛嬌のある若旦那。美人局の話の場面では、眉間に皺寄せたりぷすっとしたりと、困っている仕草や表情が可愛らしくて、あぁだから周りが許しちゃうんだろうな、という感じ。
本公演では芝居でもショーでもかなり目立っているし、こちらも全然不安を感じなかった。
(ショーのオラオラ感凄いよね…あの目は一度見たら目が離せない…恐ろしい子…)
(現時点で心配なのは、欠点が見当たらない…というところでしょうか…)
そのほか、気になった方などなど(めっちゃ偏りあり)。
一禾あお(三太)
三太って難しい役だと思うんですよ。少年役とは言え物語にがっつり絡むし、成長を見せなきゃいけないし、狂言回しもしないと。そんな難役をうまーく演じていた!すばらしい!
顔が癖になるよね。一度覚えたら忘れない。宙組見てるとたまに「あ、一禾あおさんだ」って思うことがよくある(それ有愛きいさん(双子)だから)。
(てゆーか宙組本で有愛きいさんが似ているものに「雪組の一禾あお」って書いてて。聞いてるのはそういうことじゃない、って笑ったわ。)
まぁ三太ってやっぱり難しい役だな、とも思ったね。男役の土台が出来た上で、少年役っぽさを出すからね。ともあれ演技の上手さが伝わったので、また色んな役を見たい。
夢白あや(浜次)
心中・恋の大和路へのテストは花マル合格!!
色っぽかったぁぁぁ。始めから騙しますよと看板掲げてたけど、笑。
私は単純に彼女の顔が好きで。あの意志の強そうな瞳に引き込まれるのですよ。
すっかり雪娘として馴染んで、心中の梅川がますます楽しみに。
真友月れあ(嘉平)
叶くんの代役お疲れ様でした!(そして叶くんお帰り!)
芸達者でしたね〜。歩き方、喋り方、間の取り方、汝鳥さんの演技をすごーく研究したんだろうな、と。
麻斗海伶(猪崎)
どっからどう見ても用心棒…(平伏)。
いや、最近彼女は本公演のショーで気になるのです。気付けば目で追っているあの子…。
新人公演の配信が始まってまだ間もないけれど、本当にありがたいですね。。。感謝です。
始めにも言ったけれど、星組の東京、そして今後も新人公演が無事に開催されますように!