プリンセス爆誕。
あ、いえ。ファンの方からしたら今更でしょうけど。
ロマンス劇場新公未見なので、舞台姿を認識したのは初めて。
凄い子出てきたぞ!!
フィナーレの話から先にしたいんだけど。デュエットダンスでおだちんと踊っている間。
ずっーっっつと相手役(おだちん)から目を離さないんだよ!
しかも、ものすごく相手役を愛おしいと思っている目で、少しトロンとした恋をしている目で、ずっーっと目を離さず、幸せそうに踊ってるんだよ!!
デュエットダンスの表現も色々あるし、相手役と対等に踊る、アダルティに伏し目がちに踊る、どれも正解だと思うけれど。
観客が男役さんを愛おしいと観る目を、娘役を通して表現するという姿が既に100点満点なんだよ!!
もう可愛い、とにかく可愛い!!
お芝居も良かった。
前回の記事でリカルドは本当は戦う理由なんてないのに、自分の存在価値なために戦っている、なんてことを書いたけれど。リリアナはもっと理由がなく、単純に。
何だか危ないことしている兄さんやニコラスがカッコいい。よく分からないけど凄いことしてる気がする。1人になるのは怖い。危ないことしている間は私も一緒にいられる気がする。という考え。若干強がった台詞まわしから痛々しいほどに1人になりたくないが伝わってきて。
ラスト近く、人質解放の場面の「なんで兄さんいないの」「捕まったの」「外にいるんでしょ」「怪我したの」「…死んだの…」は、初めて見た時は鳥肌が立ち、2回目は涙が出ました。
これだから小劇場公演は楽しい!!今後にワクワクです。