そこにいたのは男役・暁千星。
ハリーのハードボイル界の主役として君臨していたありちゃん。完全なる男役スターだった。
最近劇団は無茶な抜擢を減らしているように思うのですが、誤解を恐れずに言えば、トップ以外の最近のスターの中で1番その無理な抜擢を掻い潜ってきたのはありちゃんかなと。メリーウィドウは可愛かったけどね。1789は大変そうだった…。最近の無理な抜擢の無さには良い面が多いだろうけれど、一方で、あぁあの子のがこんなに成長して…というのも少なくなるのが寂しいかなぁと(我儘ですが)。
で、ありちゃん。苦労と努力の連続の宝塚人生だったのではと勝手に推測しつつ、いつからか少し肩の力が抜けてきたかなと思っていたところで、このようなザ・男役の役で東上主演!震えるしかないよねという案件でした。
ダンサー役なので踊る踊る、マサツカハルヒコなので芝居する、歌を多くはないけど歌う時はソロをじっくり歌いあげる。
え!?全部完璧じゃん!三拍子揃ったスター様じゃん!いや知ってたよ!!!いやいつの間にやら!!!
とワクワクとしみじみが入り混じりながら見ていましたよ。
もう一回みる予定なので、また男役・ありちゃんを堪能してきます!