年を重ねる毎に、少しずつ少しずつ生きている意味を見失っていく。
まだ若い頃は、それでも未来の自分に、
結婚すれば、、子供が出来たら、、と
多少なりとも希望を持たせて生きてきた。
でも、段々自分の存在価値が
うすーくうすーくなっていっている気がする。
自分はどれだけ社会に、
他人の人生に貢献出来ているだろうか。
幸せにしたかった人を幸せに出来ずに、
むしろ人に迷惑をかけて生きて。
結婚もせず子供もいなくて。
会社を継ごうにも、自分の適正、能力、努力、全てが足りない。誰がついてきてくれるのか。
生きてる意味もない、価値もない。
それを作りだせる能力もない。
何かが欠落している。
人としての大切な何かが。
倫理観が。人が本来持ち合わせる
大事な気持ちが。
生きるのが辛い訳では無い。
生きる意味が見当たらない。
生きてるのが申し訳ない。
生きてるだけで迷惑をかける。
死ねと言われる方がどれだけ楽か。
いつ自分が死ぬかわからない。
今まで俺の人生に関わってくれた人
ありがとう。
18歳の頃、ヨーロッパを旅した。そこで見たのは異文化、そしてキリスト教という宗教であった。
宗教には様々な形・考え方があり、それから私は様々な宗教を学ぶ事となった。
一般的には宗教とは人生、そして死に意味を持たせるために存在している。
個人的には心の弱い人間が拠り所とするものだと考えてきた。
その一方で、信仰という行為そのものが生活の一部になっている人もおり、神など信じていなくとも、言うなれば日々のルーティンとして"信仰"という行為を行う者も多数いると感じた。
それはつまり宗教が社会規範であり、道徳と倫理の原点となるものである。
ミサに行ったり、祈りを捧げるのはそういった自身との内面と向き合うための心の安寧をもたらすものであると感じている。
話は逸れたがこの書ではそういった宗教の根底、つまり「人とは何か、人生とは何か、死とは何か」について、私のだいすきなラングドン教授が現代科学技術と共に明らかにしていく、大変面白い小説である。
われわれはどこから来たのか。われわれは何者か。われわれはどこへ行くのか。
プレゼン内容自体はなるほどという気持ちとやはりかという気持ちと。
どこから来たのかについての説明は説得性もあり、非常に面白いと感じた。
十分に実現する可能性の高い世界であるが、その先についても知りたくなったかな。やはり最後は人類は滅亡するのだろうか。
最後に、カーシュが起こした世界へ起こりうる影響についてはこの一文が私にはしっくりきた。
「富や特権を持たない気の毒な人々にとって、この未来学者の主張がどれほど害になるかを深く憂えたー食べていくことや子供たちを養うことに日々追われ、毎朝起き出して困難な人生に立ち向かうために、神という希望の光にすがる人もいるのに。」
小説としても、実在する話としても非常に面白いものであった。
ラストは衝撃的やったね。
映画化期待!!
