まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)/文藝春秋

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まほろ駅前多田便利軒 スペシャル・プライス [DVD]/Happinet(SB)(D)

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今更~?とも思いながら、しをんさんの「光」が意外に気に入ったので、ベストセラーにして直木賞受賞作の、此方も読んでみました。
瑛太と松田龍平の映画、連続ドラマも好評だったようで、来月は3作目が映画化されますね。
わたくしが読んだのは1作目、高校の同級生だった多田(瑛太)と行天(松田龍平)が、三十路過ぎて地元のまほろ駅前で再会。
多田の営む便利屋さんに、訳あり行天が居候し、二人で町の便利屋さんを営むバディものシリーズ第一段、でした。
几帳面な多田と風来坊チックな行天という真逆な二人に、町の便利屋さんというオールマイティな設定で、バディもののお手本のような作品。
ヤクザはヤクザらしく、生意気な小学生はそれらしく、テンプレをなぞりつつも、この作者らしい作り込んだ描写が妙な「きっちり感」を醸し出していて、おざなりに感じません。
わざとテンプレをやっているのね、ならば此方も乗りましょう、と思える巧みな筆力だなぁと。
特徴は、主要登場人物の設定に、人間関係での挫折がそれとなく盛り込まれてるところ。
親子関係だったり、夫婦関係だったり。
その結果の仕事やなんやらの挫折であって、逆じゃないんだよね。
その部分がさりげなく散りばめられ、彼らの個性になっている。
なもんで、軽いエンタテインメントなんですが、作品の基調低音は、案外暗い。じめっとしている。
そこがまほろという、町田市に限りなく近い舞台設定と共に、作品に妙なリアルさを与えてるな、と。
いろいろ屁理屈こねましたが、わたくしこの世界観にはまってしまいました。凄く面白かったです、ええ。
2作目の「まほろ駅前番外地」も読んだんですけど、確実に2作目の方が世界観が深まっていて、面白い。作者の思う壺に自らハマりに行くわたくし。
また、文庫の二重表紙の、瑛太と松田龍平が並んだ絵面もどんばまりで、来月封切りの映画、「まほろ駅前狂騒曲」も観に行ってしまいそう。メディアミックス・プロデューサーの壺にも、入る準備は出来ている。

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多田の営む便利屋さんに、訳あり行天が居候し、二人で町の便利屋さんを営むバディものシリーズ第一段、でした。
几帳面な多田と風来坊チックな行天という真逆な二人に、町の便利屋さんというオールマイティな設定で、バディもののお手本のような作品。
ヤクザはヤクザらしく、生意気な小学生はそれらしく、テンプレをなぞりつつも、この作者らしい作り込んだ描写が妙な「きっちり感」を醸し出していて、おざなりに感じません。
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特徴は、主要登場人物の設定に、人間関係での挫折がそれとなく盛り込まれてるところ。
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そこがまほろという、町田市に限りなく近い舞台設定と共に、作品に妙なリアルさを与えてるな、と。
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