たくらむ技術 (新潮新書)/加地 倫三
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皆さんあけましておめでとーございます。


年末年始は、如何してお過ごしですか?


ワタクシ、ほぼTV観て年越ししたんですけど、観てたのがオールモストお笑い番組だった自分にビックリしてます新年早々。


普段TV観ない&ドラマ優先&よし○とキライ・・・などといった属性を備えているため、お笑い番組って通常スルーしがちなんです。


が、年末は芸人シャッフルのコント番組(去年の再放送)と、アメト--ク大賞みたいなやつと、「笑ってはいけない熱血教師」みたいなのをずーっと観てました。


ホントは紅白みよーと思ったんだけどさー、訳分からん歌手ばっか出てきて知らん曲ばかりやるもんで、一回ザッピングしちゃったら「笑ってはいけない・・・」が面白過ぎて、チャンネルが二度と国営放送に戻ってきませんでした普段NHKっ子なのに。


で、年末年始は別として、普段はお笑い番組レスな生活を送ってきたワタクシですが。

アメト--クとロンハーは時々観てたんですよさすがに。


で、やっと本題。


コレはその2つの番組のプロデューサーの方が書いた、「TVの企画とは?」って意味での企む技術についての本です。


端的に言いまして、コレ新入社員の方とかシューカツ生とか、中堅社員の方とか管理職になろうとしている方とか、お仕事現役世代のにっぽんのリーマンの方々は、是非読むとイイわー。



すごい面白いです。



特にワタクシが会社の仕事でもシナリオ書く上でも、「企む技術としては同じだな~」と思ったのが、


「企画に矛盾のないようにしておくこと。矛盾があると、面白くなくなる」


というくだり。


ロンハーの「格付けし合う女たち」で、芸人が「○×な女」の1位から10位とかまで予想して、街のアンケートとビンゴだったら100万円貰えるって企画がありますよね?アレのからくりが書いてあるんですけども。


この「100万円の賞金」とかって、あってもなくてもよい設定に思えるんだけど、これがあるお陰で、

芸人が真剣になって本音を剥きだして「当てに来る」姿勢が醸し出され、

その「本気さ」で格付けされることでより一層、

「アタシが○×な女芸人1位だと~!?」

ってな感じで、相手方が怒り倍増・・・とかになって、面白い雰囲気が生まれる訳だね。


賞金があることで、彼女らが「ガチ」になる姿勢に、矛盾が生まれない、と。


いやこのくだり、まさにシナリオで主人公の性格に一貫性を・・・とか、行動を起こすに自然な動機を・・・とか、そういう作り方とメッチャ一緒ですよ。


会社の仕事も同じで、商品開発するときに、「なぜにこの機能とこの外見、そしてこの売り方?」みたいなことを突きつめて行く姿勢と同じことかなと。



それと、TVに出てる芸人は、素人では太刀打ちできないほど面白い。というくだり。


いや、年末に、TV観る合間に(・・・)、お友達の出演する劇を新宿に観に行ったんですけどね。


劇の後に、色んな一発芸を行う出しものがあったんですけどね。


いわゆる、セミプロ芸っつうか、スナック芸みたいな感じを想定して頂ければ。


まあアレです、太った女性が服を脱ぎながらJ-POPに合わせてコミカルに踊るだの、女装3人でPerfume完コピ・・とかなんですけど。


それ観て思った、渡辺直美ってすんごい面白いんだな・・・と。


同じような風体で同じような芸をしてても、TV出てるヒトと、(現時点で)そーでないヒトとの違いというか。


微妙な動き、細部、表情、間、小さい事なんだけどそれらすべての完成度の違いで、爆発的な(笑)が起こるか、ちっちゃい(笑)もしくは同情的(笑)で終わるか。


きっとこの違いは、ワタクシの書くシナリオにもおこっている現象なのでしょう悲しいけど。


あ、お友達の芸は、さすがに今やTVのバラエティのひな壇に座られてる方なもんで、骨子のシッカリした完成度の高いモノでした。


天城越えの歌唱だったんですけど細部にまで手を抜かず(笑)を仕込んでいましたさすが脚本家。




閑話キューダイ。



それとあれだ、若いヤツに仕事を任せろっていうけど、

そもそもやる気の無い奴にチャンスを与えてもしょーがない、

寧ろガツガツ仕事をとっていくくらいでないとダメだろう・・・とか、

今ワタクシの考えてる事と備後!!もといビンゴ!!な意見もいっぱい書いてあって、

禿同禿同でした。


ガツガツしてるヒトって嫌われるけど、一生懸命仕事してるその姿勢は、先輩からみるとやっぱり憎めないというか。

「先輩のやってる仕事、大変そーだしメンドくさそーだし、絶対引き継ぎたくありません」

とかって後輩から言われると、何かもう寂しくなる。

めんどー観る気もなくなる。

飲みにも誘わなくなる。

それって、後輩ちゃんにとっては、チャンス5個くらい、スルーさせちゃってる事に等しいと思います多分。


という訳で、仕事にガツガツしてるヒトは、長い社会人生活、例えいっとき友達づき合い悪くしたり周囲から嫌われたりしても、ガツガツを真っ当したらよいと思うきっと成長するから。


それと、同じようにガツガツしてボコボコにされてきて今や丸くなった先輩から、

「お前のガツガツの仕方は不器用なんだよ、もっと周囲に気を使え」

とかって、ちゃんと軌道修正が入ると思うよ。


でもガツガツしてなかったら、誰も何もさせてくれないし軌道修正もしてくれない。

そもそもメンドー観てくれる人もいないから。


というような事を考えさせられ、

アメト--クではなぜ博多大吉さんがひな壇二段目の左側に座ってるのか?

という理由が分かって、なるほどねーー。

と膝ウチ&禿同禿同で、新年から目出度いな~って感じになる本でしたとさ。