きのう何食べた?(7) (モーニング KC)/よしなが ふみ
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出ましたね~よしながふみ祭り。


「きの何食べ?」も、もー7巻なんだね。


このゆったり具合、普段はよしながさんのマンガ力に懐疑的なワタクシも、実にベストなペース感ではないかと思うのです(←よしながさんについてはいつも上から・・・)


えーっと今回のハイライトは、シロさんがケンジを、正月に自分の実家に連れて行くって下りでしたねやっぱり。


シロさんは既に両親にはゲイであることをカムアウトしていて、両親に「自分がそこそこ幸せに生きている」ことを見せようと、パートナーであるケンジを、実家に連れて行く訳です。


そうそう、ええ年して独身だと、年老いてく親を、

「この子、ほんまに不憫やな・・・(なぜか関西弁)」

などと、うっかり悲しませてる場合がほとんどです。


なもんで、ちゃんとパートナーがいて、幸せなんだよ?大丈夫だよ?いずれ親がいなくなって、自分一人この世に残ったとしても多分その時自分は一人じゃないし。


みたいなお披露目ですかねシロさんの帰省withケンジってやつは。


うらやまてぃ親孝行ですな。



で、最後にケンジが、「恋人の実家に連れて行ってもらって両親に会うことなんて、自分の人生に起こるはずないって思ってた」って、うれし泣きしちゃうんですよね。



この辺の家族とマイノリティの恋愛事情を絡ませて最後に情で落とすってストーリーテリングが、実に見事なよしふみ節です!!(←褒めてます。)



そーそー、実は「きの何食べ?」のお話のフォーマット(男夫婦、料理、お仕事、家族模様)って、よしふみ節が一番オーソドックスかつ見事に着地するコンテンツですよね。

よしふみ初心者は、これから読むとファンになる確率が高いでしょう。



で。


第7巻で、一番おいしそーだった料理は・・・







ジルベールのチゲ鍋でした!!



後片付けのテケトーさや、服に汁飛ばしながら料理する雑な感じも親近感が∞。



チゲ鍋におけるあさり出汁の存在感といったらハンパないことを、改めて思い出させてくれました。



そろそろ、シロさんのレパートリーは若干マンネリ感が漂ってきてるので(←漫画的にはリアル。)、

今後はジルベールやら小日向さんやら、むしろ周辺人物のお料理がみたいです!!