ナタリー・ポートマン主演のラブコメです。
彼女、自分で映画製作会社もってて、自分でコレプロデュースしてるのね。やり手だナタリー

アカデミー賞も獲ったしね!「ブラックスワン」で。
相手役はアシュトン・カッチャー。
デミ・ムーアの旦那です。
デミより15歳くらい?年下。
しかもアシュトン、ブルース・ウィリスとデミの子供(沢山)とも同居してて、良いギリのパパやってるらしい。泣かせるぜ・・・
お話はですねえ。
医者のナタリーと、有名芸能人をパパに持ちTV局のディレクターやってるアシュトン。
ふたりは、学生時代から交流がある幼馴染。
偶然、同じ街に越してきたところ、再会し。
アシュトンは、元カノが父親と付き合ってることにショックを受け、自暴自棄に。
ナタリーは、医者の仕事に忙殺され。
ある朝、予告編みたいな感じで、うっかりセックスしてしまい。
本気になるアシュトン。が、ナタリーは、「他人と深くコミットメントするのが苦手だから、セフレになろう」と提案。
ナタリーの言いなりのアシュトン。
ある日、ベタベタし過ぎるアシュトンに「約束と違う。今から他の女と寝てきて、頭を冷やして」と指示するナタリー。
で、アシュトンは、ナタリーのことがマジで好きなので、こんな関係耐えられない、と離れていき、混乱するナタリー。
結局ナタリーもアシュトンのコトが好きって自覚して、めでたしめでたし。
このとーり、とても軽い話です。
コレ観て、アメリカ人女性も相当疲れてるんだな、と思った。
いやもう徹頭徹尾、ナタリー・ポートマンの思うがまま。
「セフレになろう」と提案するのもナタリー、アシュトンはナタリーを純粋に恋してるから、ひたすら従うだけ。
で、アシュトンは予告編のとーり、ほぼ全裸でお尻を出したりセクシーショット満載ですが、ナタリーは首から下、まったく肌がスクリーンに映りません。
セクシー担当はアシュトン。
ナタリーの見せ場は美しい顔のアップと、お話的には、頭の良さとか、性格の良さとか人間性で、アシュトンをひれふさせていく。
これ、ちょっと前まで男女の役割つうか属性が、逆でしたね。
仕事バリバリやって、人間性も優れた男の主人公が、お育ちがよくて、TV界の華やかな仕事についてる、自覚のないセクシー美人でもそこそこ知的なタイプと恋におち。
女は本気になってるけど男はココロに傷とかあって、更に仕事のほーが大事で、真正面から向き合えない。
でも女性を失ったとき大切さに気付いて、ちゃんと向き合ってハッピーエンド。みたいな。
それを男女逆にして自然なのが、さすがSATC以降のハリウッド映画です。
日本人だとちょっとイタイだろ・・・
そう、この映画は徹頭徹尾、主人公エマと言う女性を、「ナタリー・ポートマン」とゆう小さい頃からセレブで賢くて美人で仕事もバリバリ。という女優が演じてないと、まっっったく説得力が無い代物です

でも、ワタシやっぱナタリーと、ナタリーの演技が好きだ。
なぜかと言うと、このエマって役、そうは言ってもイタイんですよ。
さすがナタリー、割り切って「イタイ」女をちゃんと演じてます。さすがプロ。
アシュトンごときにふられて大酒飲んで嫉妬して彼のアパートまで押しかけてしまったり、完全に彼を失った・・と誤解して、車運転しながらドーナツを泣きながらやけ食いしたり。
そして、肉体的なセクシー・ショットは、全てアシュトンにゆずっているナタリー(笑)。
「ワタシそっちの魅力はないから」
と、冷静に自己分析できてるというか。
で、確かに知的で人間性も高くて優等生、でも高飛車。ってところがやっぱりナタリーの魅力で、そこもご自分で分かっていらっしゃる。
性格悪い女すれすれのキャラにしてる。
そういう強気な女が、弱くてバカになる瞬間の魅力を演じさせたらナタリーの独断場。
で、実際そういう映画です。
ただねえ。ナタリーが演じてる。ってゆうとことに頼り過ぎてて、エマという女性が、なぜこないに頑なに恋人関係を拒んでセフレに拘るのか?ってゆう理由がイマイチ分かりにくかった。
結局、お父さんが早く死んで、お母さんと妹のために男になって、強く生きてきた彼女が、今さら女をやれない・・・みたいなコトなんだろうけど。
映画の中で、さほど説明されない(笑)。
たぶん、「そうそう分かる~」っていう米国人女性が多すぎて、わざわざ描きこんでないんだろうなと思われます。
いやホント、アメリカ人女性も大変ですね。
しかしアシュトンが超キュートで、もはや米国人女性も、このタイプが「抱きたい男NO.1」なのかと感慨深いです。
何しろ、スクール・カーストのTOPと思われるハーバード大卒、ボート部出身の医者の同僚をふって、ナタリーは、ルックスが良いけど親の七光で仕事してて、女性上司に下心持たれてチャンスがやっと巡ってくる・・・ってゆうアシュトンを選びますからね。
かわいくて性格がよくてセクシーで育ちが良ければ、その方がエリート男より好ましい。
ってゆう、明確な価値観が反映されています。
そういう役をナタリー・ポートマンという、王道女優がやすやすとやってしまうということは、相当メジャーな価値観なのでしょう。
アシュトンが、カーディガンの中に小型のポメラニアンをすっぽり入れて、こっそり病室に行く・・・ってゆうシーンが、カワイイものがダブルでいる!!って感じで、うわこりゃカワイイわ。と納得しました。
普通、こういうカワイイシーンって、女優がやるもんじゃないですか。
しかしナタリーのカワイイシーンは皆無。カッコいいシーンはあったけど。
アメリカ人女性、いや全世界女性のメンタリティが、
「もうカワイイこと、アタシがやらなくてイイでしょ?寧ろ、カワイイ男の子が観たいし」
って感じに、ますますゲイ化?男性化?していくのを感じましたとさ・・・
