あけましておめでとうございます!
今年も、ちくちくブログ更新していきますので宜しくお願いします。
さて、年末年始はミステリ三昧。
つーことで「謎解きはディナーのあとで」。
このミスで24位、この「本格ミステリがすごい!」でも20位以内だったかと。
「お嬢様の目は節穴ですか?」が口癖の執事と、お嬢様刑事が、国分寺付近の刑事事件を本格推理で解決してく、とゆう。
レビューでは「会話が面白い」「テンポがいい」「本格ミステリがすごい」とか言われてますが。
読んでみた感想はですねえ。
会話は、鯨統一郎のほーがひねりが利いてるし、テンポはフツウかな。
推理は、動機の解析より状況証拠で犯人特定してくので、本格ミステリですね。
本格好きは読んで損はないだろうけど、伊坂や東野好きは物足りないでしょうし。
かと言って、ワタクシのよーな鯨好き・クルミストには、いくら本格と言っても、文章力の面で、物足りない気がします。
この本の勝利は、表紙を中村佑介さんのイラストにしたってとこでしょうね。
アジカン・マジック、森見登美彦マジックと同じマジックがココに。
このタイトル・・・・;汗
ワタシの仕事中の口癖ですね。今年は止めたい。
で、京極夏彦さん、初めて読みました。
このミス12位ですね。さすがです。
ある日、派遣社員の若い女の子が殺されるんですけど。
彼女の知り合いというフリーター男が、彼女の関係者に、ひとりずつ、「彼女はどんな子だったのか?」聞いて回る、という構成のお話です。
で、感想は。
ワタクシ、いわゆる2章目で、犯人分かっちゃったもんで。
その後は、ああやっぱり。その展開。そう来るよね~って答え合わせになっちゃって、まあそれもそれで面白かったんですけど(上から)。
このフリーター(2010年はフリーター流行りだったのか?)の犯人像(そして何気にネタばれ)、構成といい、意欲的な試みがされている小説なんでしょうね。コレは。
しかしだからと言って、自分が好きかどうかと言うと別問題。
全編通じて、ちょっと作者の上から目線が気になったし(ワタシが言うかって話ですが)、「死ねばいいのに」と言わせるまでの前フリがしつこすぎ。
ああ、ここで言わせたいのね、というのが見え見えで。
「さらけだされる人間の本性」ってゆうやつが、この作者ならではの切り口というより、非常にテンプレ化してたもんで。
彼女の不倫相手の小市民のおっさん、彼女の隣人の真面目だけが取り柄の派遣仲間、彼女のだらしない実母など、いつかどっかで読んだようなキャラクターが多かった気が。
そういう意味では、やっぱこのミス1位の「悪の教典」の主人公、ハスミンのほーがキャラ設定にインパクトがあったわ。
つう訳で、ちょっと肩すかし~なミステリ読書でしたが、どちらも2010年のエンタメとしては、まずまずのクオリティです(超上から)。
お笑い番組と歌合戦に食傷気味だわ・・・という方にもお薦めでございます。
