日TV土曜9時「コエンザイム」を観た。あっ「Q10」だった(大笑い)。

すみません、言ってみたかったんです。


木皿泉脚本、佐藤健、前田敦子主演の「Q10(キュート)」。

いやあ・・・・コレ、結構感動したわ。

「野ブタをプロデュース。」以来の、青春ドラマの快挙かも。


物語はですねえ。

人造アンドロイドの前田敦子が道に捨てられていて。

それを拾った、佐藤健くん演じる平太の高校の校長(あっ校長役は小野武彦ね)。

平太は、生まれながらに心臓に持病があり、子供のころ手術を受けていて、今もあんまり激しい運動とかできない。

ある日平太は、高校の理科室?で、前田あっちゃんを、「歯に触る」という方法で覚醒させてしまう。

平太はあっちゃんに名前をつける。「Q10(キュート)」と。

親鳥に雛がなつくように、平太になつくあっちゃん。

んで、あっちゃんは、平太の学校の生徒として、平太と同じクラスに通うようになるのであった。


って、コレだけのお話なのに。

木皿脚本のすごいところは、軽~く淡々とした流れの中で、まるでアンドロイドみたいに、心のどっかにぽっかり穴が空いちゃったよーな登場人物たちの人間模様を、さりげなく淡々と描き出してるところ。


「人間はリセットボタンが無い代わりに、大きな声で、誰かに助けを呼ぶ。」

って話の流れで、

あっちゃんと、藤岡くんと健くんが、「誰か、助けて下さい!!」って校庭で叫ぶシーン、ちょっとジーンとしちゃったよ。


あと、ちょっと冷めてるクラスメイト達の中で、お調子モノの男子が、クラス一の秀才だけど地味めな女の子を、実はずっと気にして見てる・・・って描写とか、

爆笑問題田中の、小市民的先生役とか、

天然な理科の先生、薬師丸ひろことか、

脇役がすごいイイですわ・・・。さすが木皿さん。台詞が大人なんだよね。


あと、健くんの友達で同じく心臓病のお友達が、ガチャガチャをやるQ10を観て、ちょっと好きになってこっそりケーバン渡してた・・・ってエピソードも萌え。

健くんのキュートな笑顔も萌え。

しかも病弱・・・・

これを萌えと言わずして。


いやしかし、あっちゃんの「ロボット演技」はスバらしいわ。

無邪気で天然な女を、素面でやられちゃ「イラッ」とするけど、「アンドロイド」ってゆー設定が全てを無に流してくれる。

AKBの使い方として、これほど正しいやり方はありませんな。

これ、速水もこみちを「絶対彼氏」でロボットにしたのと同じ方法論ですね。


「この地球上に生きてるのは、オレじゃなくてイイんじゃないか?」

「この地球上に自分より大切に思える人なんているんだろうか?」

コレ全て、唯一絶対無比の相手と、唯一絶対無比の自分として出会いたい、ってゆー若者の切ない心の叫びですね。

このテーマが、ドラマ全体の基調低音として流れていて、青春。ってかんじでキュン.とします。


そこんとこ、暑苦しくもなく陳腐にもならず、恐らく学校で中だしSEXしたり中絶したり途中で不治の病にかかったりせずに、つまりケータイ小説チックでも大映ドラマ的にもならずに、さらっと切なく描き出すんでしょーなあさすが木皿さん。


まあ健くんの心臓病設定がやや気になるけど。

頼むからよしながふみの「フラワーオブライフ」・・・を彷彿とさせないでくれ。


しかし、あっちゃん!!

超キュートだわ。

これで20歳超えてるとかって信じられん(前田敦子さんはまだピチピチの19歳の間違いでした)。まんま女子高生。

ホント、うちの姪っ子たちも、AKBとかには絶対触れてほしくはないが、あっちゃんみたいなカワイイ女の子には、なって欲しいなあ。


健くんはもうちょっと太った方がいい。