これ、映画化されましたね。

小説のタイトルは、もともと「ふしぎの国の安兵衛」だったそーです。

 

もともと、気になってたんですが、お友達に勧められて、BOOKおふ覗いたらたまたまあったとゆうタイミングの良さ。

んで、今日の出張の行き帰りの車中でさっそく読みました。

 

ハイ、これ、江戸時代のお侍が、現代日本にタイムスリップしてきて、シングルマザーの家庭に厄介になり、家事をやるうちにお菓子作りに目覚め、パティシエになるという。

2つのタイトルで、プロットが容易に想像できる内容です。

という訳で、この「ちょんまげぷりん」とゆうタイトルが秀逸だ。つー話です。

このネーミングしたヒト、「おっぱいバレー」に着想を得た映画関係者に違いない。と決めつけたくなるくらい、キャッチーです。

 

んで、この文庫版の表紙もスバらしい。

実際は、安兵衛さんはゴツイ素朴な武士なんですが、映画版ではえーっとえーっと、NEWSと関ジャニ掛け持ちしてる子(イケメン)が、演じるらしい。

やっぱ映画版は、「イケメンが主人公」つー、最近の外せないセオリーを、きっちり踏襲してます。

このプロデューサーは、頭の中に、「こういう映画が作りたい。そしたら客が入る。」つー公式をきっちりインプットして、あてはまる原作を探しまくったのでしょう。

 

正直、内容は、ありがちなタイムスリップ物ですが、江戸と現代の比較、古きよき日本人の価値観、安兵衛さんが一生懸命で筋が通った不器用な武士とゆうテッパンキャラ、かわいい子役、お菓子(食べ物)作りのウンチク・・・・と、ヒットのセオリーとディティールが盛りだくさんです。

安心して結末を追える、とゆう点もエンタテイメントの王道です。

 

何より、「ちょんまげぷりん」のタイトルだけで、中身の30%は底上げされた期待感が膨らみます。

「ふしぎの国の安兵衛」では、たぶん映画化はムリだったでしょう。

「ぷりん」がひらがななのも、分かってるな~って。

ああ、企画って難しいですね。

 

この小説、非常に読みやすいしディティールも丁寧で、好感持てましたが、唯一気になる点が。

32歳のシングルマザーのひろ子さんの口調が、「~だわ」とか「相違ないわ」とか、コッチがタイムスリップしてきたんだっけっか?的な、死語満載だったんですが。

だんだん小説が進むにつれ、現代口調に修正されており。

たぶん、小学館のへんしゅーさんが、「先生、今の女性は、こんな言葉しゃべらないですよ~」的な、直しを入れたとしか思えない。

そんな裏事情を、つい勝手に想像してしまう「ちょんまげぷりん」でしたとさ。