鈴木おさむさん・・・人気放送作家で、「スマスマ」など手がけてる方ですね。
奥さんは森三中の大島美幸さん。
週刊誌「AERA」で連載されてる「ザ・私聴率」とゆう、人気コラムをまとめた本です。
やっぱTVの第一線、メジャー中のメジャー番組で活躍されてるヒトは、サービス精神が違いますわ。
そんじょそこらのビジネス書じゃー、太刀打ちできないくらい、中身の濃い話で詰まってますよ。
何しろ、自分の経験・友達の話・仕事の仲間の話・TV業界の都市伝説(?)・・・・と、
ネタが縦横無尽だもの。
これを毎週連載してたのか・・・汗
「スマスマ」、視聴率が落ちてきた、などと言われていますが、
番組始まってから10年近くたってるんだね。
鈴木おさむさんがこの番組に関わるきっかけは、FMでキムタクの番組を手掛けて、彼と同じ年(!)ってこともあって、キムタクが推薦してくれたんだそう。
やるじゃねーか、キムタク・・・
ってゆーか、彼こそホンマ、仕事出来る男の日本代表みたいなもんですよね。
好き嫌いはあると思いますが、やっぱ全ての女性がキムタクについて語るときに、
「自分の彼氏(男)としてどーか?」
つー視点で語るじゃないですか、聞いてもないのに。
コレ、すんごいコトですよ。
いくつになっても、全ての年代の女性に、「オトコ」として認識させてしまうパワーを持ってるってコトですから。
んで、鈴木おさむさん。
これ、ホント、モノ作ることを仕事にしたいなら、一度は目を通しておいた方がいい。
ってくらい、貴重なエピソードが満載だわ。
ワタクシ的には、とある敏腕プロデューサーAさんの仕事ぶりから、鈴木さんが、
「押してダメなら引いてみな。ではなく、
押しても引いてもダメなら、もっと丁寧に押したり引いたりしてみな。
ということを学んだ。」
つー話とか、
「熱い夢や目標がある人は、自分の夢を応援してくれる人たちのそばにいた方がいい。」
つー話とか、
「耐えがあるからこそ成り立つ仕事がたくさんある。」
つー話とかの、「アツい」エピソードにぐっときたわ。
特に「もっと丁寧に押したり引いたり・・・」って言葉、
シロートには、なかなか思いつきませんよ。
相当、修羅場をくぐってきたんだね。
最後に、描き下ろしの、敏腕プロデューサーAさんと、子宮がんになった奥さんの闘病記、
「テレビのなみだ」というお話が載っている。
このプロデューサーさんは、自分の番組では、
「暴力、差別、裸、病気ネタはやらない!」
というポリシーを持っているそう。
コレ、言うは易しですけど、相当覚悟が無いと、なかなか貫けないポリシーですよ。
私も、自分で描いてる脚本には、カラダの病気をネタとして入れることに抵抗があり、たぶん今まで、書いたこと無いと思う。
認知症とか、精神的な病や、怪我や事故の類は、書くけれども。
その違いは何?と言われると、うーん・・・アレなんですけども。
ワタシの中で、認知症や精神的部分での病っていうのは、それを患った本人よりも、周囲に「人間」や「生き方」を考えさせる側面があるんじゃないかと。
でも「病気」そのものって、もちろん看病とかで、周囲のヒトに与える影響も大きいんだけども、何より罹ってる本人にダイレクトに来る試練、という側面が大きい気がして。
「病気」と真っ向から向き合ってるヒトが励まされる展開になってるなら別だけど、「泣かせる」ために「死なせる」ために、病気をネタとして使うのは、相当、繊細な注意や配慮が必要で。
はたして自分にそこまでの技術があるか?
その自信が無いうちは、止めておきたいと。
まあワタシの話はどーでもイイとして。
このプロデューサーさんは、そのポリシーの元、奥さんを看病しながら、全力でバラエティを創り続けるんですね。
奥さんに、安心して笑って欲しい一心で。
「スマスマ」の人気の秘密、「笑っていいとも!」がずーっと続いてる理由が、分かった気がしました。
「いいとも!」、久しぶりに見て(月曜日)、度肝抜かれたもんな。
超レベル高いよ。
王道って、こーいうこと。って番組ですよ。
映画やドラマ、エンタメ界での日本の凋落ぶりが言われて久しいですが、バラエティは相当、レベル高いのかもしんない。
しかし・・・今、「嵐」のバラエティで、なんか「ちくびちくび」って言ってるけども。
この使い方は、ちくびに失礼だ。
シモネタ入れるなら、もっと覚悟決めてやろうよ!!と思いました。
・・・なんのコッチャですね。失礼しました。
